今年で3回目を迎える、主のいない11月1日の誕生日☆

かりんと過ごした日々は、遠い昔のことのように思えてしまいますが
その痕跡をふと目にすると、一気に時間が遡る気がします。

これからも、母さんの心の中のかりんはずっと年を取らないけれど
かりん☆誕生日おめでとう!!
回想
海辺の散歩
酷暑のため、朝夕の散歩以外かのんを連れて出掛けることは滅多になく
ほぼお籠り状態のような休日を過ごしていました。
しかし、朝夕は涼しくなり、日中の気温も少しずつ下がってきたことで
30パーセントくらいまで低下していた母さんのヤル気もちょっと上昇。
というわけで、重かった腰を上げて海辺へ出掛けてきました。

とは言っても、我が家から30分ほど車を走らせたところにある遊歩道。
あちこちの岩場で糸を垂れる釣り人の姿が見られました。

初めての場所でも我先にとズンズン行ってしまうかりんとは違い
伸縮リードだからこその、いつもより少し多めの自由を味わうことなく
かのんは私たちの近くにいようとします。

普段はあまり舌がダラーンとなることのないかのんですが、流石にちょっと暑かったようで
いつもの倍以上の長さの舌が覗いていました。
これからどんどん涼しくなるので、休日のスペシャル散歩も増えていきそうです。
脚にくっつく
ローテーブルの金属製の丸い脚に、額からマズルにかけてのカーブをピッタリくっつけて
かのんがスヤスヤと眠っています。

その形状がフィットして良い塩梅なのか、ヒンヤリと冷たくて気持ち良いのかわかりませんが
記憶の中のかりんも、同じような格好をしていたような気がしました。
「こうするとキモチイイよ♪」って、かのんに教えてくれたのかな。
氷デビュー
氷が大好きだったかりんは、季節お構いなしで氷を食べておりました。
かのんはどうだろう?と、今までにも何度か氷を見せたものの
ちょっとペロペロしてみるだけで、反応は今ひとつ。

それでも、この時期暑そうにハァハァしている姿を見て再びの氷。
おおっ、興味を示したようです。

咥えようとすると逃げていく氷と、しばらく格闘していましたが
ついにガリリ☆と食らいつきました。
ああ…この姿はかりんと一緒。
やっぱり、顔を床にくっつけるようにして歯で氷を砕こうとするのね。

そして、良い音を立てながら小さくなった氷を食べます。
かりんのような熟練した食べ方には程遠いけれど、なんか嬉しい。
これからは、氷を嗜むかのんの姿が頻繁に見られるようになりそうです。
言葉のシャワー
かのんを紹介してくれた友人に、散歩中バッタリ会いました。
じっくり顔を合わせたのは久しぶり(1年ぶりくらい?)で
かのんを見て開口一番、「可愛くなったね~♪よかった、よかった!」
友人がかのんをまじまじと見たのは、我が家に迎えた最初の年で
その頃は、新しい生活にも十分に慣れたとは決して言えない状態でした。
そして、まだ「可愛い♪」という感じではありませんでしたから
その頃と比べると、かのんの顔つきは確実に変わったのだと思います。

その姿を見た瞬間、「可愛い♪」という言葉が口からこぼれ出てしまう。
そんな愛らしさを、先代のかりんは生まれながらに持っていました。
可愛いのが当たり前だったせいか、「かりんは可愛いね♪」と言葉にして
語りかけることが、とてもとても少なかったように思います。
でも、かのんはかりんのような見た目の愛らしさがなかったせいか
「可愛いところがないか?」と、ついつい探してしまいます。
そして、見つけた愛らしさに対して、しつこいくらい「可愛いね♪」と
言葉のシャワーを浴びせます。
もしかすると、空組のかりんはちょっぴり妬いているかもしれません。
この「可愛いね♪」のシャワーも、かのんが可愛くなった理由のひとつだと
母さんは信じて疑いません。