2回目の家族記念日

かのんを家族に迎えてから丸2年が経ちました。
超ビビリ?っぷりと不思議ちゃんっぷりに動揺しっぱなしだったせいか
最初の1年は長く感じましたが、2年目はあっという間だったような。

1年を過ぎた頃から、日常生活で必要なことや物にもだんだん慣れてきて
本当の意味で「うちの子」になったような気がします。
ですから、2年目は共に過ごす幸せを強く感じながらの日々でした。

今まで何度も書いてきましたが、かりんかのんは見事なくらい対照的。
自立心の強かったかりんは甘えてくっついてくることは皆無に近く
愛らしい見た目とは違い、非常にドライな性格でした。

そんなかりんとは正反対に、かのんは本当によくくっついてきます。
そうすることが当たり前であるかのように、ごくごく自然な感じで
母さんやKちゃんににじり寄ってきてピトッ!

そう言えば、我が家に来て間もない夜のこと。
母さんは、かのんのケージを置いた部屋に布団を敷いて寝ていたのですが
電気を消してしばらくすると、警戒しながらもケージから出てきました。
そして、たまたま布団から出していた母さんの手に
かのんがそろ~っと遠慮がちに顔をくっつけて眠り始めたのでした。
元来の甘えん坊さん気質だったのでしょう。

母さんの心の中を読んでいるかのように、始終くっついてくれるかのん
「○○だったらいいなぁ」と、かりんに対して思っていたことすべてを
叶えてくれていると言っても過言ではないかもしれません。

毎日「かのん♪可愛い、かのん♪イイ子」と、数えきれないくらい連発しています。
そう言わずにはいられないくらい、かのんが可愛くて仕方ありません。

母さんは大きな声で言います。
かのんを迎えて本当によかった!
かのんでよかった!

イメージ定着か?

昨日は春を思わせるような天気で、上着なんていらない暖かさでした。
【車に乗る = 楽しい散歩♪】というイメージを持ってくれるようにと
かのんを車に乗せて、スペシャル散歩に行きました。

向かったのは、昨年の春、かのん港の公園デビューした公園。
「もしかして1年ぶり?」なんて思いながら、ゆっくり歩きました。

かりんみたいに、何もないのに広場で爆走…なんてことはないので
テニスボールを持参。
テニスボールを投げるたびに、転がるかのような走りで追いかけていき
まるで、かのん自身がボールになったような錯覚を起こしそうでした。

かのんが何かを追いかける様は、決してスマートではなく野性的で
サバンナで狩りをする動物の姿が重なります。

いつもなら、車に乗せてしばらくはブルブル震えているのですが
今回は最初っから震えることなく普通にしていました。

よしよし!【車に乗る = 楽しい散歩♪かも?】のイメージが
少しずつ定着しつつあるようです。

陽気に誘われて

冬のコートは必要ないどころか、日中はセーターだけでも暑いくらい。
この週末は、家にいるのが勿体ないような天気に恵まれました。
日曜日は出掛ける予定はなかったのですが、用事ができたこともあり
BigなMountain近辺に車を走らせました。

昨日今日と春のような陽気に、BigなMountainの雪も少し融けてしまい
ところどころ山肌が覗いておりました。
それでも、「ほぉぉ~」と見入ってしまう雄姿です。

どこで散歩しようかと考えた末、よくかりんを水浴びに連れて行った
親水公園へ向かいました。

水に対しての恐怖心はそれほどなさそうなかのんではありますが
初めての場所のせいか、最初はちょっと緊張気味でした。

それでも、突然の風で落ち葉が水面へ吹き飛ばされると
一心不乱にそれを追って、水の中へと入っていきそうな勢いでした。
「暖かく(暑く)なったら、いくらでも入ってくださいな~」
と心の中で呟きつつ、制止しましたけど。

この季節には珍しい陽気に背中を押され、かのんを連れ出して良かった!
家で寝っ転がっているほうが気楽で良いのかもしれないけれど
かのんにとっては、外に出掛けることも必要なのだと思いました。
きっと、同じことが母さんにも言えるかもね。

たる~ん

何だか、かのんは室内で寝転がっている画像ばかりな気がしていますが
実際、寝転がっていることが多いので仕方ありません。(…と言い訳)

今日は、いつにも増して背中のたるみ具合が顕著です。
ついつい手でつまんでみたり、こうしてカメラを向けてみたり。

かりんに比べると毛足が短いせいもあって、たるみが余計に目立つのでしょうけど
このたるみに、妙に親近感や安心感を抱いてしまう母さんなのでした。

犬それぞれ

寒かろうが暑かろうが、週末になるとどこかの公園に連れて行っていたかりんですが
かのんに対しては、「ちょっと手抜きでは?」と自分でもチラッと思ってしまうくらい
スペシャル散歩に出掛けることは滅多にありません。

これは差別しているわけではなく、かのんが車に乗って出掛けるのが好きではないからで
車で出掛けることが、かりんみたいに楽しいことと結びついていないのです。
それなら、「楽しい!」と結びつくよう頻繁にお出掛けすればよいのかもしれませんが
「そこまでしなくても、まぁいいか」という気持ちが少し勝っているようです。

かりんは「車大好き!お出掛け大好き!」だったので、何がなんても出掛けなくっちゃ~と
強く思っていた感じがあるけれど、かのんについては、無理せず自然に…と思っています。

さて、年末以来の、いつもとは違う場所での散歩に出発。
車に乗せると、しばらくは緊張した面持ちでガタガタ身体を震わせているのですが
ある程度の距離を走ると、やっとのことで少し落ち着いた感じにはなります。

そして、目的地に到着すると、あっちこっち走り回りながらクンクン。
そう、散歩そのものはすこぶる楽しいようです。

同種であっても、驚くくらい犬それぞれ。
好きなことや苦手なこと、平気なことや怖いことも違います。
それは当然のことなのでしょうが、改めて思い知らされた気がします。
でも、だからこそ、それぞれの魅力を愛しみながら味わっています。