我が家に迎えてから15年8か月の長きにわたり
かりんは一人のドクターにずっと診ていただきました。
ドクターは中学の時のクラスメイトで、友だちでもありました。
犬と暮らせる環境になり、真っ先に相談したのがドクターで
「飼い主を募集している犬がいたら教えて」と、お願いしていました。
程なくして、当時、個人で犬の保護活動をしている方を紹介してもらい
かりんとの縁が繋がったというわけです。
さて、お世話になった病院には【健康手帳】なるものがありました。
犬猫と暮らす上で、飼い主が知っておくべき病気のことなど
ドクター自身の言葉でわかりやすく丁寧に書いてあります。
そして、そのあとに続く、罫線が印刷された空白のページには
来院日ごとに、その内容等が簡潔に記されます。
2006年4月1日:混合ワクチン(2回目)体重6.1kg
に始まり、20ページにもわたってかりんの受診等の記録が並んでいます。
2021年11月2日:虚脱 入院
これが最後の記録となり、これ以降、記されることは叶いませんでした。
自宅で看取るため、入院していたかりんを連れて帰ろうとした時
「覚悟はしていたつもりだけど、やっぱり…すごく辛いね」という言葉が
私の口から思わずこぼれました。
「立てなくなってからの世話は本当に大変だけど、よくやってたと思うよ。
もっと何かできたんじゃないかと自分を責めてしまいがちだけど
そんなことは思わなくていい、100%頑張ったんだから…」
いつも沈着冷静で、気休めの優しい言葉などかけてはもらえないのですが
ドクターのその言葉に、私の心がふっ…と軽くなったのは言うまでもありません。
それでも、もっとそこに記されていたかもしれない【健康手帳】の空白に
私の心は時折チクンと痛むのでした。
hakoさん、かりんちゃん、こんにちは。
健康手帳、いいものを作って下さっていますね。
私は暇なので、毎日欠かさずにまるこの日記をつけて、日々の様々な記録、、、食べたものや、病気のこと、お散歩のことなど、事細かに記録をしていますが、これは大切な宝物です。
かりんちゃんの健康手帳も、hakoさんの宝物になりますね。
16年間、かりんちゃんの頑張った記録なのですから。
まるこ母さん へ
簡潔に記してあるだけですが、「前回はいつだったっけ?」などと
遡って確認する時も非常に便利です。
そして、その時々を懐かしく振り返ることができる思い出の品でもあります。
まるこ母さんの【まるこちゃん日記】は、日々のことを事細かに記しておられ
まるこ母さんだからこそ、愛情いっぱい積み重ねてこられたひとつの証だと思います。
今はまだ、ページをめくるとお辛い気持ちが先に立つかもしれませんが
じんわりと温かい気持ちと共に、まるこちゃんを思い出せる日が来ますようにと
心から切に願っています。
健康手帳、イイですね
人間よりもしっかり管理されていて、
健康の大切さがわかる気がします。
16年の長い長い記録、それがかりんちゃんの生きていた証でもあるわけです。
更新されなくなったのは寂しく、悲しいけど、
でも16年しっかり生きてくれた事に感謝ですね。
yushipapaさん へ
こうして診察記録が手元に残っていると、遡って確認することができますし
【健康手帳】というカタチあるものによる安心感もありますね。
ドクターと私たち患者家族を繋ぐ、信頼のツールとなっています。
そうですね。
16年は長いか短いか…と問われれば、長いのかもしれません。
【健康手帳】のページをめくりながら、改めてその年月を反芻しています。
お友達のドクターのおっしゃるとおり100%がんばりましたよ。かりんちゃんの晩年の表情をみれば100%幸せだったことが分かります。11月2日が最後の記入。みんなががんばって16歳を迎えた証でもありますね。
アルルスさん へ
振り返れば、もっとできたことはあったかもしれないと思ってしまいますが
「100%頑張った」との言葉を素直に受け取ろうと思います。
書いてくださったように、かりんだけが頑張っても、私たちだけが頑張っても
迎えることはできなかった16歳…でした。
かりんの頑張りに私たちが応え、私たちの頑張りにかりんが応えてくれて
最高のチームワークだったと思います。
hakoさん・かりんちゃんこんばんは。
ワンコを看取った経験は、非常に辛く、そして寂しさと
もっと何かが出来たんじゃないのか?と自分を責めたり
でも、その時・その時で出来る事をやって来た自負と
自分を責める気持ちとの葛藤が交差して…
何時か会う日に聞いて見たいな~と貴女の飼い主で本当に
良かったの?って…ありがとうッて言ってくれるのか?
かりんちゃんは、きっとhakoさんに「ありがとう!」って
言ってくれると思います。
かりんちゃんに寄り添った気持ちの強さが伝わりましたから。。
citrus.さん へ
正におっしゃる通りです。
その時その時で、最善と思うことを選択し、できることはしてきました。
でも、その反面、もっとできることがあったのではないかと思う気持ちが
沸々と頭をもたげてくることもあります。
きっと、これ以上ないくらい頑張ったとしても、自分を責めてしまう気持ちは
少なからず出てくるのでしょうね。
きっと、小春ちゃんもcitrus.さんに、「ありがとうっ!」って言っていますよ。
ご家族に愛され大切にしてもらった幸せな記憶が、しっかり残っていますから。
100%頑張ったんだから…
この言葉、心に沁みます。
その通りです。
できる限りのことをしたのだから・・・。
かりんちゃんも喜んでいると思いますよ。
pentallicaさん へ
100%じゃなくて、120%くらい頑張りたかった気持ちもありますが
それはもう…頑張り過ぎになっちゃいますものね。
きっと、良い頃合いだったのだと思います。
自分ではまったく動くことができなったかりんの姿を目にすると
言葉にはしませんでしたが、可哀想でなりませんでした。
それでも、生きていて欲しかったのですよね。
愛あるすごく素敵なドクターですね。
健康手帳これ良いですね。
100%頑張ったんだから!
ほんとそう思います。
身近に見てくれてたドクターに言われると
より心に響きますね。
ふくねえさん へ
患者(犬猫たち)を大切に思う気持ちは半端なく強いドクターで
私たち飼い主がいい加減なことをしていると、容赦なく指摘されます。
だからこそ、全幅の信頼をおいていました。
充分に頑張ったという気持ちと、それとは逆の気持ちもちょっぴり。
ですが、これは仕方のないことかもしれませんね。
健康手帳、とても良いですね。手帳に記されている
ひとつひとつ全てが、最初からずーーっとの軌跡。
ただ記録というだけじゃなく振り返った時に
あの時は‥、この時は・・・と思い出と共に
思い出すことができますね。宝物ですね。
もっともっと、この先も記されるであろう
はずだったの‥と思いと、なんとも言えないです。
hakoさん、かりんちゃんと一緒に頑張ったんだから・・
れんママさん へ
受診内容を簡潔に記してあるだけなのですが、大切なかりんの記録であり
16年ほどの思い出がいっぱい詰まった手帳です。
最初の数年は体調を崩すことが割と多く、よく病院へ連れて行きました。
でも、年齢を重ねると体調も安定してきて、必要最小限の通院になりました。
そして晩年は、うんとうんとお世話になりました。
年相応に元気でいてくれて、穏やかに年齢を重ねていけるのが最高だと思います。
かりんの場合、病気のほうが年齢を追い越してしまった感じなので
そこのところが少し心残りでもありますが、よく頑張ってくれました。
hakoさん こんばんは
かりんちゃんもhakoさんご家族も100%私も頑張ったと思います。
健康手帳は、かりんちゃんの頑張った証ですね。
かりんちゃんのこと私も忘れませんよ。
もこさん へ
晩年のお世話はそれなりに大変でしたから、よく頑張ったと自分でも思います。
そして、何よりも、かりんがそれに応えてくれました。
「忘れません」というお言葉、本当に嬉しいです。
ありがとうございます。