2回目の家族記念日

かのんを家族に迎えてから丸2年が経ちました。
超ビビリ?っぷりと不思議ちゃんっぷりに動揺しっぱなしだったせいか
最初の1年は長く感じましたが、2年目はあっという間だったような。

1年を過ぎた頃から、日常生活で必要なことや物にもだんだん慣れてきて
本当の意味で「うちの子」になったような気がします。
ですから、2年目は共に過ごす幸せを強く感じながらの日々でした。

今まで何度も書いてきましたが、かりんかのんは見事なくらい対照的。
自立心の強かったかりんは甘えてくっついてくることは皆無に近く
愛らしい見た目とは違い、非常にドライな性格でした。

そんなかりんとは正反対に、かのんは本当によくくっついてきます。
そうすることが当たり前であるかのように、ごくごく自然な感じで
母さんやKちゃんににじり寄ってきてピトッ!

そう言えば、我が家に来て間もない夜のこと。
母さんは、かのんのケージを置いた部屋に布団を敷いて寝ていたのですが
電気を消してしばらくすると、警戒しながらもケージから出てきました。
そして、たまたま布団から出していた母さんの手に
かのんがそろ~っと遠慮がちに顔をくっつけて眠り始めたのでした。
元来の甘えん坊さん気質だったのでしょう。

母さんの心の中を読んでいるかのように、始終くっついてくれるかのん
「○○だったらいいなぁ」と、かりんに対して思っていたことすべてを
叶えてくれていると言っても過言ではないかもしれません。

毎日「かのん♪可愛い、かのん♪イイ子」と、数えきれないくらい連発しています。
そう言わずにはいられないくらい、かのんが可愛くて仕方ありません。

母さんは大きな声で言います。
かのんを迎えて本当によかった!
かのんでよかった!

公園貸切

昨日は時折小雨がパラつく空模様で、気持ちの良いドライブとはいきませんでしたが
1か月と3週間ぶりに3人(?)揃って、かのんKちゃんと母さんでばぁばに会いに行きました。

今回も車の中では震えることなく、むしろリラックスモード。
移動中、隣に座っている母さんの腕にもたれかかるように伏せ、眠たそうにしていました。

ばぁばのグループホームからそう遠くない公園で、かのんお待ちかねの散歩。
ありがたいことに雨は上がり、足早に散歩を済ませてしまわなくても良かったので
誰もいない程良い広さの公園内を、ゆっくりと歩きました。

辺りはまだ枯草で覆われ、離れたところから見るかのんは地面と馴染んでいたと思います。
今月末から来月にかけて桜が満開になる頃には、ここも芽吹いた緑で覆われていることでしょう。

さて、室内での面会なのでかのんばぁばには会えませんでした。
でも、これから暖かくなれば、心地良い青空の下で顔を合わせることができるかもしれません。

毛糸のボール

先日、かのんが「かまってちゃん♪」全開☆だった時に母さんが手掛けていた編み物は
決してかのん用のオモチャではなかったのですが、練習用としていくつか球体を作ったら
どうやらすこぶるお気に召したようです。

第一作目はグレー、そして、ピンク、イエローと続きます。
どれも少しずつ大きさが違います。
表面がザラザラしているので、ミスすることなくほぼキャッチできます。
それが余計に楽しいのかもしれません。

ひとつだけを差し出すと、それで普通に遊び始めるのですが
三個を一度に差し出すと、お気に入りがわかります。

かのんのお気に入りは一番小さいイエローのボール。
これを選ぶ理由は大きさ?それとも色?
もしかして、これが三作目で一番完成度が高いから…だったりして?

イメージ定着か?

昨日は春を思わせるような天気で、上着なんていらない暖かさでした。
【車に乗る = 楽しい散歩♪】というイメージを持ってくれるようにと
かのんを車に乗せて、スペシャル散歩に行きました。

向かったのは、昨年の春、かのん港の公園デビューした公園。
「もしかして1年ぶり?」なんて思いながら、ゆっくり歩きました。

かりんみたいに、何もないのに広場で爆走…なんてことはないので
テニスボールを持参。
テニスボールを投げるたびに、転がるかのような走りで追いかけていき
まるで、かのん自身がボールになったような錯覚を起こしそうでした。

かのんが何かを追いかける様は、決してスマートではなく野性的で
サバンナで狩りをする動物の姿が重なります。

いつもなら、車に乗せてしばらくはブルブル震えているのですが
今回は最初っから震えることなく普通にしていました。

よしよし!【車に乗る = 楽しい散歩♪かも?】のイメージが
少しずつ定着しつつあるようです。

河津桜 2024

そろそろ桜の開花が気になる頃となりました。
大々的に開花予想が発表されるソメイヨシノは大丈夫ですが、早咲きの河津桜については
うっかりすると時期を過ぎていた…ということが度々ありました。

今年は母さんの休みと好天が合致した本日、河津桜を観に出掛けました。

桜の樹の下にはいくつか花びらが落ち、満開を少し過ぎたようでしたが
その濃いピンク色の花は、辺りをぱぁーっと明るくしてくれていました。

当然、かのんは桜の花なんて目に入りません。
お花見に来ている人や、地面の匂いばかりが気になって仕方ないようです。

それでも、興奮で少し開いている口のお陰か、何だか笑顔に見えます。
春の兆しがあちこちで見られるようになり、本格的な春はすぐそこに。
さぁ、お出掛けの季節がやって来ます!