珍道中

普通に動くことのできていた頃のかりんは、車に乗ってどこかへ出掛けるのが大好きで
「母さんのブッブーでお出掛けするよ!」と言うと、喜びの雄叫びをあげるくらいでした。
しかし、身体が思うように動かなくなってからだんだんと様子が違ってきました。
車に長時間乗せていると、大きな声で鳴いたりして愚図るようになったのです。

再びの体調不良の1週間ほど前、かりんと母さんだけで実家へ帰りました。
後部座席に敷いた長座布団の上に乗せ出発しましたが、30分ほど走るとピィピィ鳴き出し
モゴモゴ・ゴソゴソと動き始める気配が。
信号待ちで後ろを見ると、座席から下りようとしているではありませんか。

このままでは危ないので近くの道の駅の駐車場に入り、どうしようかと散々悩んだ挙句
助手席の背もたれを倒して長座布団を置き、母さんの隣に座らせました。
(※ 衝突したり急ブレーキをかけた時などは、とても危険なのですが…)

すると、とりあえず落ち着いたようで、丸まって眠り始めました。

昔に比べ、車に乗ることがちょっぴり苦痛になってきているかりん
隣に座って、愚図ったら体勢を少し変えたり、撫で撫でしながら話しかけたりするのが
現在の長距離ドライブの時の過ごし方になっています。
ですから、母さんの姿が見えなくて不安になったのかもしれません。

道中バタバタではありましたが、これさえも愛しい思い出のひとつとなるに違いありません。

ゲンキになりました

かりんです。
たべたくなかったサーモンやニクも、たべられるようになったよ。
ショボショボしていたカオもシャキン~☆
まだヒャクパーセントではないけど、ゲンキになりました。
くわしいセツメイは、かあさんにバトンタッチ!です。

お盆明け、回復の兆しが見えないので病院で診てもらいました。

かりんクッシング症候群により副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されており
それを薬で抑えることで正常値に近づけておりました。
しかし、副腎皮質ホルモンの分泌そのものが正常になっていたのです。

そのため、薬によって副腎皮質ホルモンの分泌が抑えられ過ぎてしまい
食欲低下・元気消失という症状が出てしまったようです。
つまり…もう薬は必要ないということです。
元来、薬で治る病気ではないので、これは嬉しい誤算となりました。

食欲も出てきて、大好きだったサーモンと豚肉はよく食べるようになり
以前ほどではありませんが、缶詰もモグモグしてくれるようになりました。
ただ、歩くことに関してはサッパリ…といった感じです。
でも、今までの経験がありますから、これから少しずつ頑張ります。

ご心配をおかけしてしまいましたが、今、かりんは元気にしています。

再びの体調不良

先週の金曜日の夜あたりから、かりんの体調が今ひとつです。
前日まで積極的に食べていたサーモンを鼻先に近づけても、全く見向きもしません。
そして、再び自力では立てなくなり、昨年の12月頃に戻ったかのようになってしまいました。

あいにく、かかりつけの病院はお盆休み。
しかし、今までの経験から、休日診療をしていただくほどの緊急性はなさそうだと判断したので
明日まで様子を見ることにしました。

缶詰は量を減らし、いつもの熱烈☆お食事サービスで食べさせているのですが
モグモグして舌を動かす動作が非常に鈍く、「食べたくない」と訴えているかのようです。
それでも、「全く何も口にしない」状態にならないよう努力しています。

これまでも頑張ってきましたから、今回の体調不良も何とか乗り越えてほしいと願っています。

熱烈☆お食事サービス -動画編-

今日は、かりんへの熱烈☆お食事サービスの様子をご覧ください。

調子が良いと、指の先につけた缶詰フードを積極的に食べてくれる時もありますが
最初の少しだけなので、結局はこうやって食べさせることになります。
たった35グラムほどの缶詰を全て食べてくれるまで、約10分かかります。

こうして食べさせるようになって、もう7か月になります。
目の前にご飯を置けば自分でパクパク食べてくれるという、ごくごく当たり前のことが
とてもありがたくて凄いことだったのだと、改めて感じています。