いいシゴト

かのんです。
かあさんは、あさの5じにめざましをかけています。
めざましのトケイがブルブルしてから、パッとおきることもあるけど
たいてい、まだフトンのなかにいてモゴモゴしています。
そして、ちょっとならいいけど、なっかなかおきないときがあります。

そんなとき、ワタシがどうするかというと…

かあさんがねているシキブトンを、それも、かおのよこのあたりを
コウソクカイテンでホリホリホリホリ~!
これで、たいていはおきてくれます。

ワタシ…なかなか【いいシゴト】してるでしょ?

雪遊び

我が地方は先週半ばから薄っすらと白くなり、金曜日ごろから雪が積もり始めました。

自分が歩くたびに前に蹴り出される小さな雪玉を、飽きもせず追いかけてパクついたり
短い脚で懸命に雪の中をピョンピョン跳ねるかのん
こんなにも積もる雪を無邪気に楽しめるなんて、ちょっと羨ましい。

雪が積もって大変なことばかりが、真っ先に頭に浮かんでしまう母さんだけれど
そんなかのんの姿を見ながら、しばし雪を楽しむことにしよう!

距離感

かりんは「ワタシ…ひとりでも大丈夫なので」といった感じの自立心強めな性格だったので
母さんたちにピトッとくっつくなど、あからさまに甘えることはありませんでした。

そして、母さんも手放しで「好き♪」と愛でるような熱量高めなタイプではないこともあり
双方、そこのところがマッチし、良い意味での薄皮一枚挟んだような距離感だった気がします。

しかし、かのんと言ったら、とにかくそばにいたがるし、甘えるし…距離感、近過ぎっ。
かりんではあり得なかった行動が随所に見られ、犬との暮らしの新たな境地に誘われています。

熱量高めじゃない母さんも、かのんのグイグイ距離を縮めてくる感じにすっかり参っています。
かりんのクールさも、日々懐かしく思い出しながら…ね。

察してくださいな

先日、ゆきちゃんのお家にお邪魔しました。
かのんを連れて伺うのは、もう十数回にもなるでしょうか。
リビング・ダイニングで、ゆったりと過ごさせていただくのですが
いつも、借りて来た犬のようにかのんは私たちの足下に座っています。

しかし、今回はちょっと違いました。
シンクのあたりをひとしきりウロウロしたかと思うと
正しき姿勢で、こちらに向かってお座りしたまま動きません。

「おおっ、今日は珍しい!やっと慣れてきたのかなぁ~」
などと談笑する私たちを、とにかくずーっと見つめています。
しばらくそうしていたのですが、Kちゃんがふと口にした言葉
「水が飲みたい?」に反応。

そう言えば、ここに来る前に散歩をしたけど水は飲んでいませんでした。
「ごめんごめん~」と言いながら、用意してくださった水を差しだすと
ゴクゴクと勢いよく飲み始めました。

シンクのあたりを何度か見上げていたのは、そういうこと…だった?