微妙な関係

かりんを連れて2泊3日で実家へ帰りました。
遠方から帰省していた3歳児の甥っ子は、ブログの画像を見ては
かりんちゃ~ん!会いたいの~♪」と、熱いラブコールを送ってくれていましたが
それが…今回実現することとなりました。

彼は生まれた時から猫がそばにいたということもあってか、猫や犬が大好き。
ギュッと抱き締めて顔を近づけ、「好き好き」したくってたまりません。

しかし、遠慮なくズンズン顔を近づけてくる小さい子供が苦手なかりん
そんな彼に対して、かりんは2度ほどガゥガゥしてしまいました。
好きってことを身体いっぱいで表現したかっただけなのに
かりんの仕打ちがあんまり哀しくて、涙が出てしまった彼でした。
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が、そんな仕打ちを受けても、まだまだメゲない3歳児。
ふと見ると、かりんのキャリーにちゃっかりと入っておりました。

すると、場所を取られてしまうと思ったのか、かりんも慌てて入ってしまいました。
こんな状態でパニックになってガゥガゥしたらどうしよう?
この光景を見て、母さんは冷や汗が出るくらい焦ってしまいました。

でも、あまりの至近距離と狭さのためか、今の自分の状況を理解できない様子で
目を大きく見開いたままかりんは固まっておりました。
かりんを無理矢理引っ張り出すと刺激してしまいそうな気がしたので
平静を装いながら、彼に外に出るよう説得して事なきを得ました。
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不思議なことに、この後からかりんの彼に対する態度が少し変化しました。
彼の存在をより意識し、後を追ったり遊びに誘うような態度を示すようになりました。
まだ、顔を近づけたり抱き締めたりされるのは嫌がるのですが
少しずつ受け容れている様子が手に取るようにわかってきました。

彼との関係…「どっちが上か?」かりんの中では非常に微妙なところなのでしょう。
彼がもう少し大きくなり、そしてかりんももう少しオトナになったら
きっとステキな仲良しさんになれるような気がします。

小さな脚

伏せをしてくつろいでいるかりんの前に座って話しかけながら
前脚をそっと撫でるのが、母さんは大好きです。
毛の流れに沿って優しく撫でていると、眠たそうな顔になります。
このちょこんと前に出された小さな脚を眺めながら
ふと、かりんが家にやって来た頃を思い出しました。
その頃、身体に似合わない大きなポッテリとした脚をしており
「どれくらい大きくなるのかしら?」
少々ドキドキしながら、成長ぶりを見守りました。
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しかし、想像していたよりも小ぶりなサイズで成長が止まり
ちょっぴり拍子抜けしてしまった母さん。
今では小さく見えてしまうその脚を見る度に、触れる度に
そんなことを懐かしく思い出すのでした。

脚枕

母さんのお友達のワンちゃんたちには、布団の中へ入れてとせがんだり
飼い主さんと一緒に寝たりしている子も少なくありません。
でも、かりんは布団の中へなんて頼んでも入ってくれません。
「ねぇねぇ~一緒にねんねしよ!」と誘ってみても、知らん顔です。
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そんな、つれない態度のかりんではありますが、時折グッと心を掴みます。
何気ない顔をして、そっと母さんの脚の上に頭を乗せてまどろみ始めました。
一緒に寝てくれなくたって、これだけで撃沈されてしまう母さんです。

雪遊び

元旦の朝、あたり一面の銀世界になっていましたが
今では、かなり融けてしまいました。
それでも、道から外れた場所には雪が残っています。
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雪を見るとかりんが真っ先に取る行動は、鼻先を突っ込むことです。
何かのニオイがするのか、何かが隠れていそうな気がするのか
ブヒッブヒッと鼻を鳴らしながらズンズンと雪の中へ顔を埋めていきます。
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そして、もうひとつ好きなのが雪玉のキャッチ☆
軽く握った雪玉をホイッ!と投げると、目を輝かせて取ろうとします。
家の内外に限らず、ボールを追いかけるのは大好きみたいです。
しかし、おつき合いする母さんは…かなり寒いのです。
もしも~し、そろそろ帰りませんか?
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3日ほど、ネット環境のない実家へ帰省するため
みなさんのところへお邪魔することができません…ごめんなさい。
なお、ブログの更新はする予定です。

戸惑い

年末年始の3日間、中学生のお姉ちゃんが泊まりに来ていました。
昨年も遊びに来ていたので、かりんとは1年ぶりの再会です。
家に入ってきた彼女に、身体クネクネ&耳ペッタンでの大歓迎。
おまけに、撫でてもらうや否やゴロ~ンとお腹を見せて
無防備な姿を晒しておりました。
そう…かりんは家に来るお客さんが大好きなのです。
最初は、そばにくっついたりちょっかいを出していましたが
その日の夜も、次の日もずっと家にいる彼女に対して
少しずつ様子が変化してきました。
穴が開きそうなくらい、じぃ~っと彼女を観察しているのです。
そこに敵意のようなものは全く感じられませんでしたが
「いつまでいるのかなぁ?ずっといるのかなぁ?」
彼女と自分との関係・順位づけをどうすれば良いのか
一生懸命に探っているように見えました。
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一時のお客さんであれば、深く思うこともなかったのでしょうが
自分のテリトリーである家に数日一緒にいるとなると
かりんなりに、いろいろ複雑な気持ちだったのでしょう。
彼女が帰って、いつもの生活に戻りホッとしたのか
コックリコックリと居眠りを始めました。
どうぞ、安心しておやすみください。