やっぱり不思議ちゃん

いきなりですが、問題です。

かのんとKちゃんが散歩に出掛けました。
20分ほどすると、我が家へ帰ってくるふたりの姿が見えたので
母さんは2階の窓から手を振りながら、「かのん~♪」と呼びました。
すると、かのんは母さんの姿を見つけ、キュンキュン甘え声を出しながら
嬉しそうに玄関へと向かって行きました。
2階から下りて、かのんを迎えるべく玄関で待っている母さんを見て
さて、かのんはどんな反応をしたでしょうか?

「かあさん、ただいま~!」と甘えん坊炸裂☆
それまでの流れからいくと、絶対に、間違いなくそうだと思いますよね。

ところがどっこい。
今の今まで発していた甘え声や、嬉しそうな様子はどこへやら。
「あら、いたの」という感じでテンション非常に低めな対応。

なんかやっぱり、不思議ちゃんなのよね。
この不思議な感じは、家族になって1年を過ぎた今でも色濃く残っていて
いまだに戸惑ってしまうこともあります。
でも、ほんの一時でも嬉しそうにしてくれるから、良しとしよう。

至福のひととき

夜、敷いた布団の上で本を読んでいて、何気なく横を見てみたら…。

横に寝転がっていたかのんが、母さんの脚にもたれかかって熟睡しておりました。
「なにしてるんだろ?こっちむいてくれないなぁ~」
なんて思いながら、頭をもたげて母さんを見ているうちに眠たくなってしまったのかな。

ああ、母さん至福のひととき♪

遊ぶ・遊ぶ・遊ぶ~♪

あと2か月ほどで4歳になるとは思えないくらい、かのんは本当に良く遊びます。
見た目はしっかりオトナだけど、中身はまだまだお子ちゃまみたいです。
家庭犬だったら遊んでもらいたい放題だったであろう時期を母犬として過ごしたので
その時の分を取り戻そうとしているかのようにも見えます。

最初はこんなふうに寝転がって遊ぶことはありませんでしたが、今ではこの通り。

挙句の果てには、お腹丸出しで遊びに興じます。
ああ…この感じ。
リラックスしているからこその無防備な遊び方でしょうね。

どうか、思う存分お子ちゃま時代をやり直してくださいな。

ぺちぺちくん

かのんはアンダーコートが少ないせいなのか、外見は決してふんわりと柔らかい感じではなく
実際、かりんほど抜け毛の量は凄くありません。

冬毛がほぼ抜けたボディは、脂肪が落ちて筋肉がついたせいもあって
腰回りもスッキリしてきました。
以前は、胴体が丸太棒のように太く、おまけに背中が真っ平だったので
歩く小さなテーブルみたいでしたが、今はそうではなくなりました。

かりんは見た目も触った感じも「ふわっふわで、もっふもふ」でしたが
かのんはそれとは対照的に、ペッタリとした張りのあるボディ。
思わず「ぺちぺち」したくなる【ぺちぺちくん】です。

城…攻めきれず

かりんを連れて4年ぶりの城攻めをしたのは、もう4年半も前のこと。
当時13歳だったかりんは、日々のちょっとしたことに老いを感じるようになっていた頃で
山道を登るのを、珍しく躊躇っていたのを昨日のことのように思い出します。

お天気に恵まれたゴールデンウィーク後半の初日
そんな思い出の場所へ、かのんを連れて出掛けることにしました。

途中、3000平方メートル余りある広大な曲輪跡まで行って休憩。
本丸までは、これから先【七曲り】と呼ばれているつづら折りの坂道を
600メートルも歩かなくてはなりません。

本日はそこまで気合が入ってなかったし、気温もぐんぐん上がってきたので
残念ながら(予定通り)ここで終了となりました。

この時点でかのんも結構お疲れのようで、足取りも少し重たくなっておりました。

こうして出掛けることにあまり慣れていないせいか、すぐに疲れちゃうかのん。
でも、母さんたちの気力や体力と釣り合いが取れていて、これはこれで良いのかもしれません。