かりん工房

東を向くと青空が覗き、良いお天気に見えるけれど
180度クルリと視点を変えると、今にも雨が降り出しそうなどんよりとした空。
今日は、そんな空模様でした。

平日の昼間、だ～れもいないグラウンドの周囲を
かりんと一緒にテケテケと歩きます。

そこらじゅうに落ちている沢山の枯葉が突如として風に舞い
かりんの遊び心をくすぐります。
そう言えば、小さい頃…風に舞う落葉を追いかけたっけ。
久々に見せてくれたお子ちゃまっぽい仕草に
懐かしさと嬉しさが、ゆっくりと込み上げてきました。

ぼちぼち咲き始めた公園の山茶花が
晩秋から冬への移ろいを感じさせてくれる散歩でした。

今日はこれから母さんの実家へ帰ります。
生憎のお天気なので、道中にある大好きな公園での散歩はお預けですが
大好きなばぁばに会えるものねっ。

「かりんちゃん、よう来たね～♪」
ばぁばの声が、かりんにはもう聴こえているのかしら。

今日は日曜日。
いつものように、休日のスペシャル散歩を期待するかりん。

パソコンに向かう母さんのそばで無言の訴えをしてみますが
母さんは、暢気にカメラを向けるだけ。

しばらく頑張っていたら、だんだんと睡魔が襲ってきました。
さて、今日はどちらが勝ったのでしょうね。
無言の訴えは、眠気との闘いでもあるのでした。

このぶちゃいくな感じ…母さんにとっては非常に深い味わい。

特に、鼻から口にかけての『逆さTの字』ライン。
そして、見る角度によっては『真っ黒けっけ』に見えてしまう口の周り。
パーツのひとつひとつが、愛しくてたまらん！です。

昨日は隣市へ出掛ける用事があったため
お友だちのブログに登場していた、初めての公園へ。

園内にある池に近づくと、カモさんたちが先を争うようにして
私たちの方へと近づいてきました。
おそらく、エサをもらえるのを期待して寄って来たのでしょうが
残念ながら…手持ちは何もなし。
何ももらえないとわかると、「つまんないの…」とばかりに
サーッと散らばってしまいました。

公園内の紅葉にはちょっぴり早かったようですが
かりんがテケテケと歩く足元には、枯葉がはらり・はらり～と舞っておりました。

途中、お母さんに連れられた2歳くらいの女の子が
「わんわん！」と嬉しそうに呼びながら、こちらへ真っ直ぐに近づいて来ました。
以前なら、様子を見ながら撫でてもらうことができたのですが
少し前くらいから、チビっ子が更に苦手となってしまったかりん。
無理矢理触れようとすると、「やめて！」とばかりにガゥッ☆と鳴くことがあるので
最近は、撫でてもらうのをやんわりと断るようにしています。
それでも、名残惜しそうに私たちの後をトコトコ追いかけて来る女の子に
振り返りながら「ごめんね」…と謝って立ち去りました。
犬好きのチビっ子に、かりんを撫でてもらえたらどんなに良いだろうと思いながら
ちょっぴりせつない気持ちになる母さんでした。