看板犬に会いに…

今日は快晴!となるはずだったのに、朝からどんより~の空模様。
それでも、夕方あたりまで雨は降りそうにないとの予報だったので
昨秋、お薬師参りに出掛けたお寺へと向かいました。
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ここへ足を運んだのには、ひとつ理由がありました。
それは、土産・飲食店が建ち並ぶ参道の最後の一角にあるお店にいた
看板犬に会おうと思ったからです。
前回出掛けた時、かりんはえらく吠えられてしまいましたが
お店の前にどっかりと腰を下ろし、通り過ぎる参拝客を眺める14歳の看板犬は
長い年月を感じさせる、味わい深い雰囲気を醸し出していました。
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しかし、お店の前に、その看板犬の姿が見えません。
「今日は、こちらにいないのかな?」と思いながらお店に近づくと
おかみさんが愛おしそうにかりんを見ながら、話しかけてこられました。
「うちは、昨年の12月に亡くなってね…」と。
参拝客の間でも有名だったであろう看板犬は、亡くなる前日まで散歩に出掛け
長患いすることなく旅立ったそうです。
もしかすると、お薬師さまのご利益を授かったからかもしれません。
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「写真を撮らせてね」と、携帯電話のカメラを向けるおかみさんの目には
かりんの姿と共に、看板犬だった愛犬の姿が重なっていたことでしょう。

ずんぐりむっくり

何気なく、ローアングル気味にかりんを撮ったら
ずんぐりむっくりな、丸みを帯びたお子ちゃま体型に写っていました。
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たったこれだけのこと。
…なのに嬉しくなってしまうのは、どうしてでしょうね。

再びの花見

先週末は桜が満開だというのに、残念ながら天気予報は曇り&傘マーク。
今日しかない!」と、数日前に早めのお花見に出掛けたところでしたが
土曜日は朝から薄曇りで、雨が降るまでにはしばらくの猶予がありそう。
というわけで、隣県の台場にある公園へお花見に出掛けました。
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桜のシーズンに出掛けたのは初めてですが、公園内の一角でお弁当を広げたり
バーベキューをしている家族連れや団体が結構ありました。
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辺りに漂う魅力的なニオイに、かりんの鼻は始終ピクピク。
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「これ以上ない!」ってくらい、どっさり花のついた桜の枝も見事ですが
チラと心惹かれるのが、幹や枝の途中に芽が吹いた「胴吹き」の桜。
「こんなところに咲いても、誰も見てくれない」なんて腐ったりせず
精一杯、花を開かせている姿に、見習うことはいっぱいありそうです。

今日しかない!

「くもり時々雨」のマークがズラリと並んだ、今週の天気予報。
その中で一日だけ、紛れ込んでしまったかのような、お日さまマークの今日。
そして、タイミングの良いことに、母さんお休みの日。
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これはもう、お花見に出掛けるしかありません。
…とは言っても、ここ数年の恒例になっている、ごくごく近場の桜並木です。
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ただひとつ残念だったのが、満開には数日早かったことですが
青空の下、この桜を楽しめるのは今日しかなさそうです。
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でもね、今春、この場所でかりんと一緒に眺める桜は、この瞬間だけ。
そう思うと、母さんの心の目で見た景色は愛しく、桜は満開に見えました。

泥だらけ

春の訪れと共に、土の中でも小さな命たちが動き始めたようです。
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そのニオイを感知したのか、やたら掘りまくっているかりん
いつもとは違い、素晴らしいくらいの集中力を発揮しております。
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懸命に掘り掘りした穴にマズルを突っ込み、フンガフンガ鼻を鳴らしながら
しばらく…このまんま。
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そのせいで鼻は泥だらけ~ですが、かりんはこの上なく楽しかったようです。
何より、何より。