ゆる~い顔

真夏のような暑さの日があったかと思えば、早春に逆戻りしたような肌寒い日があったり。
あまりにも激しい気温の変化に、気力体力ともに今ひとつな感じです。

母さんの布団にとりあえず入ってくるものの、暑い日はすぐに出てしまうかのん
でも、ここ数日は気温が低めなので、敷布団のど真ん中に陣取って熟睡しています。

下あごが短めだからなのか、力が抜けると口が半開きになっちゃうみたいです。
今日もまた、面白い顔をして幸せそうに眠っています。
一日の終わりに、こんなゆる~い顔を見せられたら、心身がほぐれてゆったり眠れそうです。

行き倒れる季節

冷房をいれるほどではないけれど、だんだんと暑くなってきました。
そんな、気温や湿度の変化に敏感に反応するのが…このお方。

自分の行動範囲内で一番涼しいと思われる場所で行き倒れております。
不意に通りかかると、躓いたり踏んでしまいそうになったりしそうで
母さんたちからすると、なかなか危険な感じですけど。

「なんか、あちぃなぁ~」
そんな声が聞こえてきそうな、かのんの表情。
自前の毛皮をそっくり脱いでしまいたいような季節が、いよいよやって来ましたね。

緑を楽しむ

萌えいずるという表現がピッタリの黄みがかった緑、白っぽさが感じられる薄い緑など
あらゆる緑色がランダムに散りばめられていた山々。
それが、だんだんと、緑という大きな一塊になろうとしています。

でも、もうちょっとの間は様々な緑を楽しめそうなので
かのんを連れて近場の城址近くの公園へ出掛けました。

あっちもこっちも草が元気よく茎と葉っぱを伸ばしているので
草むらに入ると、体高の低いかのんは埋もれてしまいそうです。

犬の散歩をしている人とすれ違いましたが、かのんは知らんぷり。
なぜかと言うと、公園内でボール遊びをしている親子がいたから。
ここでも、ボールへの並々ならぬ興味と集中力を発揮していました。

散歩中、急に思いついたようにタタタ…とやって来ることがあります。
この日は、Kちゃんにくっついて嬉しそうに撫でてもらっていました。
楽しい気持ちを伝えて、分かち合おうとしているのかもしれません。

春の連休 -2025年-

出不精の我が家は、今年のゴールデンウィークも遠方へ足を運ぶこともなく過ごしました。
それでも、一日くらいはいつもの週末とは少し違う時間を味わいたくて出掛けました。

車で片道1時間半のところにあるループ橋です。
到着したのが9時半だったので、人もそれほどいなくてのんびりな感じ。
この季節が大好きな母が一緒にいたら「山の緑が綺麗だねぇ、いろいろな緑があって~」と
何度となく口にして、緑を褒めたたえたことでしょう。

この場所を目当てに上って来る自動車やバイクの音が、たまに小さく聞こえるくらいで
それ以外は、聞こえる音と言えば鳥のさえずりだけ。
下界から離れて自然の中に身を置いている非日常を、身体中で感じることができました。

勿論、初めての場所と自然の匂いにかのんも興奮気味でした。
いつもの散歩なら、それほど歩かないうちに折り返すのですが
どんどん山の上の方へ行こうとするので、何度か引きとめました。

長い時間、車に乗っているのはあまり好きではないかのんなので
これくらいの距離が丁度よさそうです。
今回も、楽しい記憶を積み重ねることができたかな?

ポッチ事件

健康診断 -2025年-の翌日、かのんの顔を見て「あれっ?」と思い
しばらく様子を見ていた部分があります。

ちょっとわかりにくいけれど、お気づきでしょうか?

そう、マズルの左側の付け根あたりに小さなポッチが。
そのうち膨らみが消えることを願いつつ、大きくなるようであれば
病院で診てもらおうと数日様子を見ていました。

しかし、1週間経過したところでポッチに変化はまったく見られません。
大きくもならないけれど、小さくもなっていない。

そして、モヤモヤするのを長引かせたくないと病院へ行ってきました。
診察台に上がり、「どれどれ?」とドクターが見られると同時に
看護師さんがデキモノに触られたら、ポロリと取れちゃいました。
悪いものではなく、いわゆるカサブタのようなものでした。

「犬のマズルのデキモノについては、良くないことしか書いてない」と
ネットでいろいろ調べていたKちゃん。
不安になるのが嫌なので、あえて調べることをしなかった母さん。
結果的に笑い話となった【ポッチ事件】でした。