母さんの実家へ帰る途中、かりんの散歩がてら立ち寄る公園。
ココの芝生での蹴り蹴りが大好きなかりんなのですが
今回は、ちょっと様子が違いました。
園内に植えてあるサルスベリの木に、やたらご執心。
根元をクンクンしていたかと思ったら、ヒョイ!と木につかまり立ち。
いつもマーキングしている位置よりグーンと高い位置を、念入りに嗅ぎます。
「そのうち…よじ登るのでは?」と、あり得ないことを思ってしまったくらい
しばらくの間、こうしておりました。
この位置にマーキングできるご同類が、そうそういるとは思えないので
一体、かりんは何が気になったのでしょうねぇ。
その後、公園の一角をぐるりと歩いて戻ってきましたが
同じサルスベリの木の下で、名残惜しそうに見上げておりました。
「天高く かりん背伸びする 秋」
青く晴れた空が、いつもよりもうんと高く見えた散歩でした。