この週末は、お天気に恵まれました。
かつ…一足飛びに夏になったような暑さでもありました。
我が町の運動公園へ出掛けましたが、駐車場がいっぱい。
急遽行き先を変更し、もう少し山側へと入った所にある
介護拠点施設へと向かいました。
この施設の裏手からは、約1時間強の登山道が続いています。
しかし、今回はそのつもりではなかったので
その周辺にある田んぼや畑の横を、テクテクと歩きました。
畑の法面には、黄色い小さな花がいっぱい咲いており
ベニシジミがじっくりと腰を落ち着けて蜜を吸っておりました。
この花は、ウマノアシガタ(別名:キンポウゲ)だったのですが
母さんは子供の頃から、キツネノボタンだと思い込んでいました。
間違った名前で何十年も呼び続けていたことに
心の中でこっそり…「君たち、ごめんね!」と謝りつつ。
な~んて、かりんには全くもって関係のないこと。
気温の高さに少しずつ口が開き始め、程よい笑顔になっていました。
そうそう、この後、ちょっとしたアクシデントがありました。
歩いていたら、脇の溝からヒョイとアナグマが出現。
その瞬間…かりんの腰がガクン☆と下に落ちました。
あまりにも突然だったため、腰が抜けそうになったようで
残念ながら、シャッターチャンスを逃してしまいました。
春の田舎道では、予期せぬ遭遇が待っているかもしれません。
日記
かりん臭
かりんの肉球…それはそれは香ばしくて良いニオイです。
特に、眠たくなると肉球が温かくなって、ニオイが際立ちます。
心とは裏腹の、「くっさ~♪」という言葉をつぶやきながら
肉球をスーハーするのが、母さんの幸せな時間のひとつ。
それがどうしたことか、昔ほど香り立たなくなってきました。
母さんの鼻が、そのニオイにすっかり慣れてしまったのか?
はたまた、かりんの肉球のニオイが枯れつつあるのか?
人間の加齢臭は「…」だけど、『かりん臭』は大好きなので
どうかまだまだ枯れないで!
桜も終わり
河津桜から染井吉野へとバトンタッチ。
そして今は、ボリュームのあるポンポンのような八重桜の花が
満開を過ぎつつあります。
日替わりで、気温が上がったり下がったりを繰り返しており
本日のかりん地方の最高気温は14度。
昨日よりも6度低いので、上着なしでは寒いくらいです。
隣市の川沿いの公園の東屋でパチリ☆
下からあおり気味に撮ると、かりんは小さい秋田犬風。
「お父さんは秋田犬の血が入っているかも?」
って言われた、ちびっ子の頃をふと思い出しちゃいました。
落ちていた八重桜の花をちょっと拝借。
このままこっちを見てくれたら良いのに、全くの知らんぷり。
この春の桜も、これでお終いです。
食べっぷり
我が家では朝夕共に、散歩を終えてからご飯となります。
その前に、お風呂場でシャワシャワ(足を洗うこと)するので
散歩から帰ると、真っ先にお風呂場へと向かいます。
しかし、最近はシャワシャワをすっ飛ばして
いきなりリビングへと向かい、ご飯にありつこうとします。
早くご飯を食べたくてたまらないようです。
そんなかりんも、若い頃は食べっぷりがあまり良くなくて
ご飯の度に、「ちゃんと食べてくれるかな?」とドキドキでした。
しかし、年齢を重ねるうちに、そんな悩みも何処へやら~。
カリポリと音を立て、お上品に食べていた頃が嘘のように
ガッツガッツと食らいついております。
「食べる」という、当たり前にも思えることだけれど
昔の食べっぷりを思うと、とても力強く感じるのでした。
6回目の我が町の桜
我が市の桜の名所である城山公園は既に満開です。
しかし、我が町の桜並木は今日の段階で8分咲きといったところ。
満開を狙うなら、明日以降がベストだと思われますが
母さんの都合もあって、本日午前中の早い時間に出掛けました。
到着したのが8時半過ぎだったので、貸し切り状態。
午前中の柔らかい日差しが、かりんと桜を優しく包みます。
かりんと一緒に、この桜並木へ足を運ぶようになって今年で6回目。
桜の樹もどんどん立派になり、かりんも年齢を重ねましたが
その美しさや愛らしさも、どんどん膨らんでいます。
あと何回、かりんと一緒にこの桜を見られるのかなぁ?
…なんて、考えるのはやめにしましょ。
今、という時を生きているかりんと同じ目線で
今、一緒に過ごす幸せを感じたいから。