もふもふ欠乏症

純粋な柴犬よりもトップコートが少なくて柔らかめだったのか
それとも、アンダーコートが多かったのかわかりませんが
かりんの毛はふんわりとしていて、とても柔らかでした。

ですから、かりんに触れると同時に「わぁ~、柔らか~い♪」と
多くの方が言ってくださいました。

<本日のかりん:9歳>

晩年は痩せっぽちになり、肋骨が浮き出るまでになっていましたが
その柔らかくてもふもふな毛のお陰で、それほど目立ちませんでした。

かりんの毛の触り心地は、今でもこの手の中に思い出すことができます。
でも、実際に触れたくて触れたくてたまりません。
只今、【もふもふ欠乏症】にさいなまれている私。
散歩している柴犬さんを見ると、吸い寄せられそうになっちゃいます。

さて、店頭には春の花々が並ぶようになってきました。

<ラナンキュラス モロッコ、スィートピー、ホワイトレースフラワー>

以前から花は好きでしたが、日常的に花を買っていけるという習慣はありませんでした。
でも今は、かりんのお陰で室内に花を飾る楽しみができました。

メモリアルスペース

昨年の終わり、かりん新しいハウスを置くスペースを設けました。
そのメモリアルスペースを整えたり、花材を選んで飾ることが
今の私の、ささやかな楽しみのひとつとなっています。

<スプレーバラ、アルストロメリア、ソリダコ、カスミソウ>

そしてもうひとつ新たに加わったグッズが、【瓶型ソーラーランタン】です。
蓋の表面のソーラーパネルを日光に直接当てることで充電し、柔らかい光が灯されます。

瓶の中に好きな物を入れて楽しむことができるので、ドライフラワーを入れてみましたら
ただでさえ柔らかい光が、更に優しくて明るい光となりました。
かりん…喜んでくれているかなぁ。

さて、1年前の今頃、かりんの愚図りや鳴き声はいよいよ酷いものとなってきていました。
寝不足で頭がボーッとした日々を送っていたことが、実際に体験したとは思えないくらい
遠い遠い昔のことのように朧気でもあります。
よくよく探してみれば、大変だった頃の記憶は頭の中のどこかで見つけることができるけれど
真っ先に思い浮かべるのは、可愛くてたまらないかりんの様子ばかりです。

「ギャーギャーでタイヘンだったころのワタシは…わすれてね。
かわいくってイイコだったワタシを、ちゃ~んとおぼえていてね♪」
もしかすると、かりんがそう言っているのかもしれません。