朝方は雲に覆われ、降りそうで降らないグズグズしたお天気でしたが
昼前あたりからだんだんと青空が覗き始めました。
風はちょっぴり冷たいものの、良いお天気になりました。
早めのお昼ご飯を食べに出掛けた後、かりんの休日散歩へ。
今日は、年に数回しか出掛けない近場の公園での散歩です。
遊具の下に埋められた大きな土管。
まるで秘密基地のような感じで、母さんはワクワク感を抱きましたが
かりんは怪訝そうに眺めています。
しかし、その後、予想通りズンズンと入っていきました。
そして、しばらくクンクンしてから探検は終了。
こういった穴などを見ると、必ずと言って良いくらい入ってみるかりん。
まだ衰えることのない、その好奇心に、母さんも心躍ります。
作者別: hako
タイクツ
かりんです。
きょう、かあさんはおやすみだったけど、あめポツポツのおてんき。
「スペシャルなおサンポは、なし!」っていわれちゃった。
「あぁ~、つまんない!」
「タメイキばっかりでちゃう~」
だから、セイイッパイ、タイクツさをヒョウゲンしてみました。
どう?…カンジでてますか?
名前はどこから?
前回、ちょびちゃんになったライオンさんが登場しましたが
「なんで、ちょびちゃんって名前に?」と、最初は首を傾げました。
でも、すぐにピーン☆ときちゃいました。
おそらく、たぶん、ほぼ間違いなく、きっと…。
紙漉き女房さんご夫婦の工房の、看板猫のちょびちゃんから
ばぁばは名前をいただいたのだと思います。
昨年末、帰省していた妹一家&ばぁばと一緒に工房へお邪魔し
紙漉き女房さんご夫婦と、ひとしきりお喋りしました。
そして、そばでまったりとくつろいでいたちょびちゃんに
「ちょびちゃ~ん♪」と、みんなそれぞれに声をかけておりました。
ですから、自分が体験したことや、さっき聞いたばかりのことを
あっという間に、見事なくらい忘れてしまうばぁばの頭の片隅にも
ちょびちゃんの名前が、おぼろげに残っていたのでしょう。
その後、母さんたちが置き去りにしてしまったライオンさんを見つけ
記憶の片隅にあった名前を思い出し、命名したのだろうと思います。
さて、この週末は母さんだけで実家へ帰っておりました。
自分がつけたライオンさんの名前すら、すっかり忘れているのでは?
と思ったりしたのですが、どうやら杞憂だったようです。
食事の時も、名前を呼びながら横にそっと置いていました。
ちなみに、隣にいる小さいワンワンの名前はクマちゃんだそうで
実家で飼っていた柴犬の名前…でした。
一方、お気に入りのライオンさんがいなくなってしまったかりん。
「あれっ?いない」と気づかないのか、あちこち探しまわることもなく
普段通りに過ごしています。
そんな、クールな(?)かりんの姿にも安堵しています。
ちょびちゃんになったライオンさん
2年ちょっと前からお気に入りの、かりんの添い寝の友。
並んで寝っ転がったり、あご乗せ枕としても大活躍していたので
年末年始の帰省には、このライオンさんも一緒に連れて帰りました。
しかし、うっかり実家に置いたまま戻ってきてしまいました。
そして今月の帰省時、実家のリビングにあったライオンさんを見て
「忘れないように連れて帰らなきゃ」と思った次の瞬間。
ばぁばがライオンさんを抱き上げ、愛しそうに撫で撫でしながら
「ひとりだから、いつもちょびちゃんとお話ししてるんだよね~」と。
寝る時も枕元に置いて、お話しながら寝ているのだそうです。
それを聞いて、「かりんの」だと言えなくなってしまいました。
ばぁばのそばに愛しむ小さな命があり、その温もりを感じていられたら
ひとりの生活にも張りが出るし、心穏やかに過ごせるのかもしれません。
けれども、徐々に認知機能が低下しつつある独り暮らしのばぁばに
小さな命のお世話は難しく、残念ながら叶えることはできません。
ご飯を食べなくても、散歩をしなくても、排泄をしなくてもOKな
かりんの分身がいたら最高☆だけどなぁ。
な~んて夢のようなことを、ふと思ったりするのでした。
このライオンさん…ばぁばにあげようね、かりん。
ステキな年の重ね方
必要なデータを探すため、パソコン内に保存したファイルを
あちこち開いてみている時に、ふと目に入る昔のかりんの画像。
ついつい開いて懐かしんでいると、時間の経つのを忘れてしまいます。
↑
これは、2歳の頃のかりん。
マズル上の広い範囲と、目の下あたりが茶色です。
そして何より目立つのが、ビュンビュン生えている黒いヒゲ。
顔の輪郭にもシャープさがあります。
↑
現在のかりんは、目から上は茶色いものの
マズルの上は、真ん中の茶色いラインを薄っすらと残すだけ。
黒かったヒゲも、そのほとんどが真っ白になりました。
ハッキリしていた顔も、柔らかくほんわか~な顔になっています。
こうして11年前の顔と比べてみると、随分変わったところもあれば
意外と変わらないかも…と思えるところもありますが
年齢と共に、どんどん穏やかな顔つきになっているかりん。
それは、幸せな時間を積み重ねられているからだと思ってもいい?
やれ顔の輪郭がたるんできただの、やれ白髪が一気に増えてきただの
身体的な衰えばかりを気にしてへこみがちな母さん。
決して慌てず騒がず、かりんみたいにどーんと構えながら
穏やかな表情で年を重ねることができたらいいな。