察してくださいな

先日、ゆきちゃんのお家にお邪魔しました。
かのんを連れて伺うのは、もう十数回にもなるでしょうか。
リビング・ダイニングで、ゆったりと過ごさせていただくのですが
いつも、借りて来た犬のようにかのんは私たちの足下に座っています。

しかし、今回はちょっと違いました。
シンクのあたりをひとしきりウロウロしたかと思うと
正しき姿勢で、こちらに向かってお座りしたまま動きません。

「おおっ、今日は珍しい!やっと慣れてきたのかなぁ~」
などと談笑する私たちを、とにかくずーっと見つめています。
しばらくそうしていたのですが、Kちゃんがふと口にした言葉
「水が飲みたい?」に反応。

そう言えば、ここに来る前に散歩をしたけど水は飲んでいませんでした。
「ごめんごめん~」と言いながら、用意してくださった水を差しだすと
ゴクゴクと勢いよく飲み始めました。

シンクのあたりを何度か見上げていたのは、そういうこと…だった?

こっち向いて

今日はお友だちのお宅へ向かう途中、BigなMountainを望む池のほとりで散歩しました。

雪化粧したBigなMountainの頂上付近は雲に覆われていましたが
我が家の辺りから眺める姿とは違い、迫りくるような神々しさに
しばらく頭を空っぽにして、見ていたいくらいでした。

かのんは景色を楽しむよりも、足下の枯草の匂いや感触に夢中で
あちこちに自分のニオイを残すことに尽力しておりました。

写真を撮ろうと名前を呼ぶと、スタスタこちらへやって来ようとするので
なかなか良いショットが撮れません。

やっとのことで、こちらを向いてくれました。
その時かけた言葉が…「ごはん!」
でも、この手はあまり使わないようにしないといけませんね。
もしくは、本当にごはん(カリカリ)を持って出掛けることにしましょ。

お気に入りの公園

先週末、この時期の我が地方にしては非常に珍しい好天に誘われて
休日スペシャル散歩に出掛けました。

出掛けたのは、かりんの【好きな公園BEST3】に入る公園。
車で40分ほど走ったところにあり、割とすぐに行ける場所なのですが
かのんも一緒に…と思いながら年月が経ってしまいました。

あまり広くはない小山に作られた公園で程良いアップダウンがあり
木々の間の小道には、枯れた松葉の絨毯が敷き詰められておりました。

「ココ、なかなかイイでしょ?ワタシのおきにいり♪」
かのんの耳に、かりんがそっと囁く声が聴こえたかもしれません。

カドラーベッド

母さんが敷いたケットの上で過ごせるようになったという、昨冬との違いが見られたかのん
そんな姿を見て気を良くした母さんは、次なるアイテムを購入することにしました。

それは、カドラータイプのベッドです。
そのままだと警戒するかもしれないと思ったので、馴染みのケットを敷いてから
昼間、かのんが丸くなって寝ているお気に入りの場所に、さり気なく置いてみました。

「まぁ、いきなりは無理かもね」などと思いながらもふとそちらを見やると
あらま!ちんまりとベッドに納まっているではありませんか。
これでまた、いっぱしの(?)お家犬に近づきました。

鏡の中

母さんの部屋のドア近くに置いてある姿見に見入っているかのん
鏡に映っているモノに興味があるのか、なんか不思議な気がするのか
ひたすらじーっと見つめています。

そんな姿をそーっと見ていたら、鏡の中のかのんと目が合いました。
鏡の中の母さんの姿をどう認識しているのか、とても気になります。

かのん!」と呼んだら、声がするほうを向きました。(当たり前っ)
正面にいたはずの母さんが後ろにいて、「あれ?」って思ってる?