藤まつり

ゴールデンウィーク後半の2日目、六尺藤で有名な隣県のお寺へ。
『藤まつり』が開催されており、賑わっていました。
お寺のそばの、集落の会館にある駐車場に車を停めましたが
「今年は藤が早く咲き始め、見頃を過ぎてしまって…」と
駐車場係の方がおっしゃっていました。
null
確かに、樹によってはかなり散ってしまっているものもあり
ピークを過ぎている感じではありました。
null
でも、ビックリするくらい広範囲に枝を伸ばしている藤の大木が
甘い香りを漂わせる紫の天井となっていました。
null
お寺の境内で売られていた『藤寿司』を買って駐車場へ戻り
集落の会館で、「打ちたて・茹でたて」のお蕎麦と手作り豆腐を注文。
かりんと一緒なので、外のテントでいただきました。
null
お寿司を買った時、お蕎麦を食べていた時など
かりんを見て、数名の方が声を掛けてくださいました。
私たち人間だけなら、言葉を交わすことなんてないかもしれません。
しかし、そこに犬という存在がいて、「犬好き」という共通項があると
知らない者同士が繋がる瞬間☆…が生まれますね。

猫ハウスに入りたい!

ゴールデンウィーク前半の2日目からは、母さんの実家でお泊り。
初日は、かりんの大好きな紙漉き女房さんご夫婦の工房へ。
昔ながらの和紙の加工方法で製作された
『和紙の猫ハウス ゴロゴロハウス』を目の前にして
穴倉好きなかりんが、期待通りの反応!

どう頑張っても入ることはできませんが
もうちょっと大きかったら、絶対に入っていることでしょう。
猫ハウスの中で、まぁ~るくなっているかりんの姿。
想像しただけで…顔がニヤけてしまいそうです。

12年目のハーブ園

世間では明日からゴールデンウィークが始まりますが
母さんは、今日から前半の4連休~。
null
とりあえず、初日は家でゴロゴロしようかとも思ったけれど
何となく勿体ない気がして、今シーズン初のハーブ園へ。
null
ハーブは、まだまだこれから…といった感じだけれど
パワーを秘めた若い緑たちで溢れかえっていました。
いつもちょこっとだけ遊ばせてもらうドッグランは
マスターが草刈りの真っ最中だったため、今回はパス。
かりんは、「それは残念」とは決して思っていないようで
園内をグルリと歩いた後、とっとと建物へと向かいます。
null
マスターは草刈り中だと言うのに、建物内へ熱い眼差し。
null
ハーブティーをいただきながら、ふと足元を見ると
床にペターッと伏せたかりんが、うつらうつらしておりました。
ここでの、お気に入りの過ごし方です。
「目指せ20歳!だな」
笑顔で、そう言ってくださったマスターの言葉が胸に沁みました。
目指せ!20年目のハーブ園!!

春の田舎道

この週末は、お天気に恵まれました。
かつ…一足飛びに夏になったような暑さでもありました。
我が町の運動公園へ出掛けましたが、駐車場がいっぱい。
急遽行き先を変更し、もう少し山側へと入った所にある
介護拠点施設へと向かいました。
null
この施設の裏手からは、約1時間強の登山道が続いています。
しかし、今回はそのつもりではなかったので
その周辺にある田んぼや畑の横を、テクテクと歩きました。
null
畑の法面には、黄色い小さな花がいっぱい咲いており
ベニシジミがじっくりと腰を落ち着けて蜜を吸っておりました。
この花は、ウマノアシガタ(別名:キンポウゲ)だったのですが
母さんは子供の頃から、キツネノボタンだと思い込んでいました。
間違った名前で何十年も呼び続けていたことに
心の中でこっそり…「君たち、ごめんね!」と謝りつつ。
null
な~んて、かりんには全くもって関係のないこと。
気温の高さに少しずつ口が開き始め、程よい笑顔になっていました。
そうそう、この後、ちょっとしたアクシデントがありました。
歩いていたら、脇の溝からヒョイとアナグマが出現。
その瞬間…かりんの腰がガクン☆と下に落ちました。
あまりにも突然だったため、腰が抜けそうになったようで
残念ながら、シャッターチャンスを逃してしまいました。
春の田舎道では、予期せぬ遭遇が待っているかもしれません。

かりん臭

かりんの肉球…それはそれは香ばしくて良いニオイです。
特に、眠たくなると肉球が温かくなって、ニオイが際立ちます。
null
心とは裏腹の、「くっさ~♪」という言葉をつぶやきながら
肉球をスーハーするのが、母さんの幸せな時間のひとつ。
null
それがどうしたことか、昔ほど香り立たなくなってきました。
母さんの鼻が、そのニオイにすっかり慣れてしまったのか?
はたまた、かりんの肉球のニオイが枯れつつあるのか?
人間の加齢臭は「…」だけど、『かりん臭』は大好きなので
どうかまだまだ枯れないで!