台所に立って料理をしていたら、ふと…視線を感じました。
静かにじぃーっと、かりんがこちらを見つめていました。
かりんがまだまだ若かった頃、母さんが台所にいると
ソファーの背もたれに前足をかけて、よくこちらを見ていたっけ。
まるでヒヨコさんみたいな恰好で~。
でも今は、母さんが何をしているのかわかっているからなのか
貫禄たっぷりで、どどーんと構えて見ています。
この落ち着いた眼差しにも、積み重ねた時間を感じるのでした。
ゆる~りお出掛け
台風が日本海側を通過するため
特に、3連休初日は天気が心配されたかりん地方。
しかし、思っていたより北寄りのコースをとったこともあって
風は強いものの雨はほとんど降ることなく、過ぎ去ってくれました。
連休最後の今日は、数年ぶりに動物たちのいる公園へ。
ロバのロバートさん。
毛色が黒っぽいせいで、何となく威圧感があるのかわかりませんが
柵越しにも関わらず、かりんは近づきたくない様子。
でも、ざっくりした柵の中にいたポニーのロッキーさんとは
チラッと目を合わせて、ちょっとだけ交流。
お互いをどんなふうに認識しているのかわかりませんが
少なくともかりんは、競う相手ではないと思っているようです。
これがご同類だったら、ほぼ間違いなくガゥガゥですから~。
片道約1時間のドライブでしたが、シニアのかりんにとっては
ちょうど良いくらいの距離だったようです。
これからは、今まで出掛けたことのある近場のスポットを再び巡る
ゆる~り♪なお出掛けになりそうな予感。
待ち遠しい♪
季節の移り変わりは、様々なものから感じ取ることができます。
蛇口から出る水が心地良いくらいだったのに
顔に触れた瞬間、「冷たい~」と思ってしまう、朝の洗顔。
キンキンに冷えたビールが最高に美味しかったのに
ちょっぴり熱燗が恋しくなりつつある、夕げ。
いやいや、それもあるけどね。
母さんはかりんのくつろぐ場所にも、それを感じるのでした。
こうして羽毛布団の上で昼寝するようになったということは
温かさが恋しくなっているということ。
母さんが寝ている布団の足元にやってきて、丸まってくれる
夢のような時間が近づきつつあるということなのです。
あぁ~、待ち遠しい♪
走る!
秋分の日、ハーブ園に出掛けました。
貸し切り状態のドッグランで、とりあえず走ってみるかりん。
スローモーションで撮ると、楽しんでいる様子がよ~くわかります。
昔と変わらない走りっぷりに、実年齢を忘れてしまいそうです。
頑張れ!腎臓
時間を少し遡りますが、今月最初の日曜から数日間
かりんの体調が今ひとつ優れませんでした。
最初の日は、下痢が数回続いて食欲がなかったのですが
病院が休診日だったので、緊急を要するのか散々悩んだ挙句
一日様子を見ることにしました。
翌日からは、ご飯も普通に食べて元気に過ごしていたので
大丈夫だろうと、病院へ行くのはとりあえずやめました。
しかし、それからも緩い状態の便が5日ほど続いたため
結局、病院に連れて行くことにしました。
その原因として、腎臓の機能低下による腸内環境の悪化を
ドクターは挙げられました。
そう…かりんは2年前の高齢健診時にクレアチニン値(CRE)が高く
その後も、同様の状態が続いていたので要観察状態でありました。
哀しいことに、一度低下した腎臓の機能は回復しません。
ですから完治は望めませんが、腎臓の負担を少しでも軽くするため
サプリメントを飲むことになりました。
このサプリメントの成分は、乳酸菌などの善玉菌の栄養となります。
善玉菌は増殖する時に老廃物である窒素物を利用するので
消化管内の老廃物を減らし、腎臓への負担を軽減するそうです。
そして、サプリメントを飲み始めてからはその効果が出たようで
便も良い状態に戻りました。
かりんの腎臓の機能低下は加齢によるものであり
進行の速さの違いはあれ、避けては通れないものなのでしょう。
どこか、「まだまだ元気!」と高を括っていたところもあったので
今回、かりんの身体の年齢を再認識することとなりました。
でも、現状を知って思った以上にショックを受けた半面
これから気をつけていかなくてはならないことが具体的にわかり
これはこれで良かったと思いました。
かりんの腎臓さん、できるだけ負担を減らすよう努力しますから
まだまだ頑張ってください。