のんびり・まったり

ふかふかの布団に身体を委ね、何の不安もなく寝入るかりん
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若い頃と違い、微かな音や気配にパッと目を覚ますことが少なくなり
そばに寄って、じーっと見つめていても気づかなかったりします。
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純粋無垢な塊となって寝ているこの姿は見飽きるということがなく
しばらくの間、見入ってしまいます。
12月も3分の1が過ぎ、世間は少しずつ忙しなくなってきましたが
かりんを見ていると、どうしてものんびりしちゃいます。
でも、こうして過ごす時間は、今この時だけ。
そんなふうに考えると、さらに『まったり~♪』するのでした。

今冬のクッション

今年は暖かかったこともあって、遅くなってしまいましたが
毎年恒例となっている、冬用の長座布団を新調しました。
ディスカウントストアで山積みにされている中から選ぶので
柄も材質もイマイチで、ほぼワンシーズンでお払い箱となります。
でも、「これはないなぁ~」とか「意外とイイかも!」
なんて言いながら探すのは、結構楽しいものです。
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新しいモノに対して、警戒するということがないかりん
「ほら、かりんの新しいクッションだよ~♪」
と言いながら玄関で広げると、あっという間にくつろぎモード。
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歴代のクッションには、芝クッション水面ゆらゆらクッション
などがありましたが、今回は…『カナディアン・クッション』
今冬、かりんを暖かく優しく受けとめてくれそうです。

少しずつ…

12月とは思えないような、穏やかで暖かなお天気の今日。
お出掛けする気満々!のかりんを連れて公園へ。
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紅葉したモミジの下を、元気よくテクテク歩く時。
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先を歩く母さんの方へ、ダッシュ気味に走ってくる時。
かりんの様子には何の変哲もありません。
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しかし、こんなふうに立ち止まっている時。
後ろ脚がプルプルと小刻みに震えていることがあります。
今年に入ったくらいから時々目にしていたのですが
「寒いのかな?」なんて、勝手に思い込んでおりました。
それなのに、暖かくなっても暑くなっても、それは相変わらずで
ここ最近は、頻繁に見られるようになりました。
「もしや…」と思い、病院にフードを買いに行ったついでに
ドクターにチラッと様子を話してみました。
すると、おそらく筋肉の衰えや関節の違和感などによって出る症状で
加齢によるものだろう言われました。
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階段もタッタカターと駆け上がるし、ランでは猛スピードで走るし
まだまだ足腰は丈夫だと思い込んでいました。
でも、よくよく考えてみると、後ろ脚プルプルだけではなくて
「あれ?」と思うことが少しずつ出現しています。
それなのに、「見ないふり・気づかないふり」をしたい気持ちが
どこかしらあるのも正直なところです。
老いという自然の流れには、どんなに頑張っても逆らえないけれど
その流れを、少しでも穏やかに緩やかにできるように
心を配っていきたいと、改めて思っているところです。

遊びの誘い

かりんとの暮らしが13年目ともなると
狙ったわけでもないのに、昨年または数年前の同時期に
同じ場所へ出掛けていることがしばしばあります。
今年最後のハーブ園に出掛けたのも、昨年と同じ勤労感謝の日でした。
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いつ泣き出してもおかしくないような空模様と、冷たい空気に包まれ
園内は、ちょっぴり寂し気に感じられました。
でもそんな中、チェリーセージの朱色やアメジストセージの紫色が
健気に彩ってくれていました。
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今シーズンの走り納め?とばかりに、ランを猛スピードで2~3周。
ランでの走りは、あっという間に終了してしまいますが
13歳という年齢のかりんには、これくらいが程良いようです。
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母さん:「もっと遊ぼうよ~♪」
かりん:「もっと遊ぶ?」
こちらから、犬的仕草で誘うような素振りを見せると
この『バウポーズ』で、かりんも返してくれました。
ちゃんと伝わったのが嬉しくて、幾度となく誘ってしまうのでした。

1年ぶりのデート

今週末は天気が今ひとつでしたが、日曜日はちょこっとお出掛け。
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さて、ガゥガゥ顔でかりんが見ているのは…誰でしょう?
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昨年の10月、初めまして -7-だった、お気楽日和ふくたくんです。
最近、ふくたくんご一家がハマって(?)おられるキャンプ。
この週末、我が市にあるキャンプ場に泊まられるとの連絡をもらい
ふくたくん、ふくねえさん、ふくにいさんに会いに行ってきました。
約1年ぶりに見るふくたくんは…って書こうと思ったけれど
その姿をブログで見ているので、1年ぶりな感じがしません。
ごくごく自然に「やぁ!」って感じです。
前回会った時より、顔つきが少しオトナっぽくなったみたい。
そして、脚がグーンと伸びたように見えました。
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ふくたくんに、一方的なガゥガゥをした後は
『テリトリー外 & 開放的な場所』ということもあってか
程々の距離を保って、思い思いにクンクンやらマーキング。
ふくたくんは一緒に遊びたくて、そ~っと近づくけれど
近くに寄って来られると、かりんはササッと逃げてばかりでした。
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可笑しかったのは、かりんがマーキングした後には必ず
ふくたくんが上書きしていたこと。
そして時折、その逆も。
さり気なく、『上書き合戦』が繰り広げられておりました。
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銀杏の葉っぱの絨毯の上で、保護色気味な…ふたり。
仲良く並んでのショットは撮れないけれど、これがふたりの距離。
でも、そんな距離にさえ思わず微笑んでしまう、晩秋のデートでした。