連休前半は施設にいる母に会いに行き、その足で紙漉き女房さんご夫婦の工房へ。
青空少なめ雲多めだったので、戸外でも暑くはなくとても心地良く感じられる天気でした。
ちょびちゃんとぶんちゃん、そしてかのん。
紙漉き女房さんから順番におやつをもらって、始終和やかな雰囲気でのおやつタイムでした。
あぁ…なんて穏やかで平和な時間だこと。
換毛期真っ只中!
この時期、世の柴犬系のみなさんは【換毛期真っ只中!】ではないでしょうか。
純粋な柴犬ではなかったからか、かりんは一般的な柴犬よりモフモフな毛並みだったので
換毛が始まると(とは言っても、ほぼ年中抜けていましたが)本当に大変でした。
ちょっと撫でただけでふわぁ~っと抜け毛が舞い、部屋のあちこちに毛溜まりができました。
しかし、かのんはアンダーコートが少ない上に毛足が何とな~く短い。
我が家に来た最初の年なんて、「本当に柴犬ですか?」とツッコミたくなるくらい
抜け毛の量が非常に少なかったのです。
それでも、昨年あたりからは、まあまあ抜けるようになりました。
かのんの目の前にある抜け毛の山は、ここ最近抜け始めた毛をチマチマと集めたものです。
かりんなら一度のブラッシングで簡単に集まったくらいの量なので、圧倒的に少ないです。
昨年までは、自分の抜け毛の塊でさえ怖がって逃げてしまうので撮影不可だったのですが
今年は何とか一緒に写すことができました。
果たしてかのんの【もふだま】はできるのか?…それは母さんの気分次第ですな。
スリッパの受難
母さんのスリッパを片手に持ち、かのんを遊びに誘ったのがいけなかったのです。
そうです、きっかけを作ってしまったのは母さんなので自業自得です。
左のスリッパはお友だちからいただいたもので、爪先がボロボロ。
向かって右の茶色のスリッパは一見無傷に見えると思いますが
決してそうではありません。
ほらね、これは裏がボロボロになっています。
この茶色のスリッパは2足目なのですが、2足ともやられちゃいました。
以前は、そこらにスリッパを脱ぎっぱなしにしていても、まったく見向きもしなかったのに
今はうっかり床に置いておくと、ほぼ確実に齧られてしまう運命です。
なので、脱いだスリッパはかのんの手(口)の届かないところへ避難させなければなりません。
しかし、災難に遭うのは母さんのスリッパだけで、なぜかKちゃんのスリッパは無傷。
かのんの中で、遊んでいいのは母さんのスリッパだけと決まっているようです。
懐かしの場所へ
かのん地方のソメイヨシノは満開を過ぎ、ほぼ葉桜になってしまいました。
それでも、いくつか残っている花は、吹き抜ける風に乗ってひゅっと遠くへ飛んでいったり
はらはらと舞い落ちたりしています。
週末、山手に向かった隣市にある公園に出掛けました。
ここも何度となくかりんと訪れた場所。
ソメイヨシノが植えられている、本当に小ぢんまりとした公園で
桜祭りの名残のぼんぼりが、そのままになっていました。
桜の花びらの絨毯は、かなり色あせてしまっていたのですが
それを補って余りあるかのんの笑顔です。
さて、この公園の近辺に、かのんが生まれ育った犬舎があります。
ふと思い立ち犬舎の近くまで行き、道沿いに車を停めて車中から見たら
3頭の柴犬がこちらをじっと見つめていました。
その姿を見ながら、「2年ほど前までは、かのんはここにいたんだ」と
かのんを迎えに行った時を思い出し、感慨深い思いに浸りました。
当のかのんは車の中にいたせいか、懐かしの場所にも気づいていない様子。
何らかの反応を期待した反面、忘れているくらいが良いとも思いました。
「いまがイチバン!」って、思ってくれていると信じたい。
三度目の桜のトンネル
一気に暖かく(暑いくらいの日も)なったと思ったら再び寒くなったりと
気温の上がり下がりが激しかった3月。
桜がいつ頃満開になるのか、天気予報とにらめっこする毎日でした。
我が家の春の恒例行事になっている、桜のトンネルでの撮影会。
満開の桜、お天気、母さんの休みという三拍子が揃わなくてはならず
先週は雨の日があったので、いつにしようかとドキドキしていました。
そして、昨日、桜のトンネルへと足を運ぶことができました。
ソメイヨシノはちょうど満開でした。
花曇りで日差しが弱かったのですが、薄桃色の桜の花にほんわかと包まれて
ここだけ優しく照らされているようでした。
かのんは、今回で三度目となる桜のトンネル。
当然の如く、桜なんてそっちのけで地面のほうが気になります。
午前中の早めの時間だったこともあって、母さんたち以外は誰もおらず
今春も貸し切り状態で桜を愛でることができました。
最初の年は、初めてだらけで下がりっぱなしだったかのんの尻尾も
今年はしっかり上がっています。
遠くを見つめる表情にも余裕が感じられます。
かりんとの思い出がいっぱい詰まった、この場所。
かのんとの思い出も、毎年毎年積み重ねられていくことでしょう。