☆MERRY CHRISTMAS 2020☆

今年のクリスマス☆……何とか滑り込みセーフ!?

実は、昨年のクリスマスに出したクリスマス・ツリーを片付けず
今日まで出したまんま(別の部屋に)にしておりました。
片付けてしまったら、かりんとのクリスマスが終わりそうな気がして。

そんな母さんの願掛け(横着とも言う?)が効いたのかわかりませんが
再びのクリスマスを迎えることができました。

またひとつ、願いが叶いました。
かりんと一緒のクリスマス☆母さんにとって何より一番のプレゼントです。

ポンポンのその後

先日、朝一でまずまずのウンチが出ましたが、その後ピーピーになっちゃいました。
まだ出ちゃうかもしれないので、母さんがそばにいることにして、オムツなしのフリーに。

オムツを外してフリーになった心地良さからか、いつもより気持ち良さそうに眠り始めました。
幸いにも、ピーピーはとりあえず治まったようです。

10月の終わりから長らく続いたポンポンがピーピーが、やっとのことで治まってからは
コロコロのウンチと柔らかいウンチ、そしてピーピーが代わる代わるお出ましになっています。

それでも、基本的には良いウンチが多いので、ありがたや~♪です。
かりんのポンポン、頑張ってくれています。

介護用マット

この夏以降、お尻を持ち上げたまま支えてやると前脚だけ動かして少しばかり歩けるものの
後脚はまったく動く気配がなく、自力ではほとんど動けなくなってしまったかりん
一日のほとんどを、かりん的に一番楽だと思われる下の写真のような体勢で過ごしています。

あまりにも同じ体勢でいるので心配になり、わざと逆の体勢にして様子を見たりしますが
その体勢が辛いのか、火がついたように鳴き始めます。

「全く動けないわけではないので、かりんちゃんの楽な体勢でいさせてあげてください」
と、私生活でも老犬介護経験のある知識豊富な看護師さんが言ってくださいました。
しかし、同じ体勢でいると褥瘡(床ずれ)ができやすいので、介護用マットを病院で購入しました。

介護用マットに必要な条件。
1.通気性が高い  2.体圧分散が高い  3.水洗いができる  4.重さが軽い

既にかりんのマットはあったのですが、介護用というわけではなかったこともあって
満たしていた条件は2.のみでした。
また、高反発(購入した介護用マット)と低反発の違いもありました。

このマットの中身はエアファイバー(春雨がモショモショ固まったようなもの)になっており
カシャカシャした硬めの感触ということもあり、好みが分かれるところかもしれません。

かりんは嫌がりはしないけれど、どちらかというと母さんの低反発マットのほうが好きかも。
だって、このマットの横に並べて敷いている母さんのマットに、だんだん寄ってきますから~。

幻の尻尾フリフリ

最後にかりんが尻尾を振ってくれた日から、ちょうど1年が経ちました。
ばぁばを病院に連れていくために1泊2日で実家へ帰っていた母さんが、帰宅した時でした。
尻尾フリフリ…とはいっても、うっかり見逃してしまいそうなくらい弱々しいものでした。

その頃、尻尾は常にダラリと下がったまんまで、フリフリすることはほとんどなくなっており
耳を少しばかり後方へ倒すことで、辛うじて嬉しさを表現していました。
現在は、尻尾が上がるのは排泄する時や、身体を起こす時にバランスを取るためだけになり
「嬉しい」などの感情と連動することは皆無になってしまいました。

シニアになると尻尾を上げる筋力の低下により、尻尾を振らなくなると聞いたことがありますが
それに加え、かりんは喜怒哀楽を顔や仕草で表現することがほとんどなくなってしまいました。
今は、本能的な部分で感じる不快感などを、鳴くことで訴えるのみです。

先日も、1泊2日留守にして戻ってきた母さんを、いつもと変わらない顔で迎えるかりん
そんな淡々とした表情に、喜びや嬉しさの欠片をどうにかして見出したくって
「ただいま~っ、かりん!」と、大袈裟なくらいテンション高めで話しかけてしまいます。

尻尾は動かなくても、かりんの頭の中ではフリフリしてくれている…と思いたい母さんです。

せつない時間

かりんの歩みが危なっかしくなってからは、夜、母さんが隣に布団を敷いて寝ています。
未明の3時過ぎから鳴き始め、夜が明けるまで鳴きやまなかった日が、今週は2日ほど。

こういう時の鳴き方は半端なくて、叱ってもなだめても聞く耳を持たないので
気休めに場所を移動させたりして、鳴き疲れるのを待つしかありません。
両隣と後ろのお宅には、「かりんの鳴き声がうるさいかもしれません」と断ってあるのですが
そうは言っても気になり出すとどうしようもないので、母さんは気が気ではありません。

また、日中も、ほぼ例外なく午前中の大半を鳴いて過ごしています。

「シニアになり、寝てばかりで寂しい」と呟いていた頃がありました。
今は、静かに寝てくれているとホッとするというのが正直なところです。

介護は、綺麗ごとだけで語ることはできませんが
それでも、できる限り綺麗ごとだけを口にしていたいと思っています。
しかし、この鳴き声だけは、しれっとスルーすることが困難です。

心は間違いなく「かりん大好き」なのですが、それをも上回る鳴き声の脅威。
母さんにとっての【和み】が、一瞬そうでなくなる…せつない時間です。