花梨…その後

先日、花梨の実を買ってから3日が経過しました。
かりんの前脚での攻撃に、かなり傷ついてしまった花梨ですが
日を追うごとにその傷がハッキリと痛々しいものになってきました。

これ以上そのままにしておくと、どんなことになるかは想像に難くなかったので
かりんに見つからないようにこっそりと本棚の上へ隠しました。
…が、ふと見ると本棚の上の花梨に向かって伏せをしているではありませんか。
karin_07_25.jpg
ゴチャゴチャと物が置いてある本棚なのに、どうしてわかったのか不思議です。
やはり、優れた嗅覚が香りの出所を突き止めたのでしょうか?

し・しかし、余りにも傷つきすぎた花梨ちゃん。
あまりの仕打ちに怒ってしまって、渋さが倍増したかもしれません。

クライミング

風には少し肌寒さを感じるものの、秋晴れの空に誘われて
隣県のマリーナそばに位置する公園へ出掛けました。
車で40分程という比較的近くにある公園なのですが
その存在を、今まで全く知りませんでした。
other_07_01.jpg
さて、この広い公園の一角には
小ぢんまりとしたアスレチック遊具が設置してありました。
こういうのを素通りできない性質の母さん。

その中の、「90度近い傾斜をロープで上る」に挑戦しました。
筋力の衰えをひしひしと感じながらも何とか上へ到着。
下を見ると、かりんが何か訴えるような顔で見上げています。
karin_07_24.jpg
次の瞬間、この壁をよじ登ろうとし始めたのです。
まさか、上がって来ようとするなんて思いもしなかったので
驚いてしまいましたが、様子を見ることにしました。

何度か挑戦しましたが途中で断念し、それでも諦めずに登ろうとしていました。
そして…5度目くらいだったでしょうか。
やっとのことで、母さんのいる上まで辿り着くことができました。
karin_07_23.jpg
「母さん、登れたよっ!頑張ったよ!」
かりんの顔を見ると、満足そうなホッとした表情をしておりました。
ちょっぴりヒヤヒヤしましたが、必死になっている姿にグッときた母さんでした。

新しいソファー

先日、お買い得になっていた新しいソファーを買いました。
最近よく見かけるようになった、何とも言えない触り心地で
生地を撫でているだけで幸せな気分になり、思わず頬ずりしたくなる感触です。
karin_07_22.jpg
勿論、かりんのために購入したのではありませんが
母さん以上にお気に召した様子で、それは気持ち良さそうにくつろいでいます。

かりんも、このソファーに負けないくらいの触り心地だと思うのですが
如何せん、自分では味わうことができないものね。
どうぞ!思う存分、心地良さを味わってくださいな~。

ダブルかりん

ここのところ、店頭で花梨の実を見かけるようになりました。
一昨年までは見かけた記憶すらもなかったのですが
かりんと同名の果実に、ふと目を留めてしまいます。

昨年は眺めるだけだったのですが、今年は1つ買ってみました。
“裂けたリンゴ”という語源のとおり、リンゴに似た香りがします。
karin_07_20.jpg
「あなたは、かりん♪コレも、かりん♪、同じ名前だよっ」
母さんの言葉など耳に入っていないようで、見せた途端
「何コレ?早くちょうだい!早くっ!」と目を輝かせて、奪い取ろうとする勢いです。
karin_07_21.jpg
前脚で突いて転がしてみたり、はたまたくわえて運ぼうとしてみたり…。
色はテニスボールに似ていて手頃な大きさだし、不思議な転がり方をするし
どうやら遊び道具と勘違いしている様子のかりんです。

かりんの爪で沢山の引っかき傷ができてしまった、この花梨の実ですが
砂糖漬けかハチミツ漬けにして食してみようと思っています。

去年の今日

かりんの古い写真を見ていたら、昨年の今日撮影したものが目に留まりました。

母さんのお気に入りだったサンダルを、無心になって齧っている姿です。
この頃は悪戯が酷く、玄関に靴を脱いだままにしておくと
必ずと言っていいくらいガジガジされるという被害に遭っていました。
ですから、大切な靴は全て下駄箱へ仕舞わなければなりませんでした。

それが…いつ頃からだったのか定かではありませんが
玄関に靴があっても、見えていないかのように興味を示さなくなりました。
karin_07_19.jpg
今は以前ほど悪戯の心配をしなくてもよくなり、とても助かっています。
でも、靴をくわえて、2階へ上がろうとしていた姿が懐かしく思い出されて
ちょっと寂しかったりする自分勝手な母さんです。