昨日から、週4日(火曜~金曜)朝から夕方まで
かりんを訓練士さんに預かっていただくことにしました。
…とは言っても、特別な訓練やしつけをする訳ではなくて
犬としての社会性を身につけるためです。
『犬の幼稚園』という名称で、仔犬から若犬が対象なのですが
「様子を見ながら」ということで、お願いしました。
迎えに来られた訓練士さんにヒョイと小脇に抱えられ
何が何だかわからない状態のかりんです。
鳴きもせず、暴れもせず、キョトンとした表情で出掛けました。
夜、帰ってきたかりんは母さんの顔を見て喜びはしたものの
初めてだらけの一日に、頭の中がパニックになってしまったのか
家の中でも何となく挙動不審となっておりました。
「何を、どんなふうに思い、今日一日を過したのかしら?」
母さんはかりんに訊いてみたくてたまりません。
これが、これから約1ヶ月続きます。
さて、今朝のかりんはどんな顔をして出掛けるのでしょう?
キズ
日曜日、毎年この時期に行われる町内の草取りがあり
その直会ということで、有志が集まってのバーベキューが開かれました。
いつもかりんを可愛がってくださる方が、お世話係をされているということもあり
恐る恐るかりんを連れて行ったのですが、みなさん快く歓迎してくださいました。
駐車場にブルーシートを敷いた上での、とっても開放的な雰囲気の中
大人15人・子供6人ほどが、思い思いに飲んだり食べたり話したりしました。
そのうち、下に置かれたお皿から玉ねぎをパクッとくわえてしまったかりん。
母さんは焦りに焦り、口をこじ開けて口中の玉ねぎを取り出そうとしました。
しかし、かりんも頑として口を開こうとしません。
しばらく格闘の末、何とか玉ねぎを取り出し、ふと指を見ると…出血していました。
噛んだわけではなかったのですが、こじ開けようとした時に歯が当たったようです。
ちょっとした傷だろうと思ったのですが、よくよく見るとパックリ切れておりました。
今回は、口に入れた玉ねぎが沢山だったために一気に飲み込むことができず
こうして無理矢理にでも出すことができました。
一度口に入れた物でも、すんなり出させるようにしなければいけないのですが
これは、かりんにとっては非常に難しいことのようです。
只今、母さんは『ラップ療法』にて治療中です。
発掘
かりんのオモチャ籠にはボール系のオモチャが、あれやこれや入っています。
いち・に・さん…と数えたら、七つも種類がありました。
その中でも、毎日のように遊んでいるお気に入りはあるのですが
時として、籠の底に埋もれていたものを久々に発掘することがあります。
「コレ、何だっけ?」と不思議そうに眺めたり、ペロペロしたり、クンクンしたり
どうやって遊ぶのかを思い出そうとしているみたいに見えちゃいます。
でも、最終的には…やはりガジガジに辿り着くようです。
キュッキュ☆と良い音をたてながら、コングを齧るかりんは半分トランス状態~。
久し振りに日の目を見ることのできたコングが、ちょっぴり嬉しそうに見えました。
甘い・甘~い
かりんのしつけに関して
母さんが、「ちょっとマズかったかな?」と思うことのひとつが
食卓の椅子に座ることを許してしまったことです。
椅子を引くと、ササッとやって来て当然のようにチョコンと座り
食卓におかずが並ぶのを根気強く待っています。
舌をペロペロしながら、鼻をヒクヒクさせながら
じわじわとさり気なく、おかずに接近することはありますが
いきなりパクッと食いついてしまうことはないし
「まぁ…いいか」という安易な気持ちで許しています。
食事中も、母さんが座っている椅子の後の隙間に入り込み
脇の間からグイグイグイ~ッと顔を出して
「ねぇねぇ、何を食べてるの?」と様子を伺っていますが
その様子が何とも可笑しくて、ついついそのままに。
かりんの食に関してはとってもとっても厳しくしているのに
他のところでは、かりんの好き勝手にさせている母さんです。
でも、これでバランスが取れている…のかも?
時は巡り
先日の日曜、あまり沢山の時間がなかったので
車で15分程の近場の公園へと出掛けました。
桜の時期に出掛けて以来なので、約1ヶ月半ぶりです。
公園の中に足を踏み入れた途端
辺り一面に咲いているキンケイギクに目を奪われました。
そう言えば、昨年の今頃も花いっぱいになっていたよね~、かりん。
ああ…あれからもう1年が経ったのです。
昨年の記事を読み返しながら、ほんわかとした懐かしさに包まれました。
今年もまた、昨年と同じ花いっぱいの景色をかりんと一緒に見られたこと。
無邪気に走り回る姿を見ながら、母さんは心から感謝しました。