この連休、クマのお墓参りを兼ねて実家へ帰りました。
主がいなくなり、ポツンと取り残された犬小屋を眺めながら
改めて、クマがいなくなったことを感じましたが
それでもまだ、何処かからヒョイと顔を出すのではないかと
ふと…そんな気持ちにもなりました。
お墓は、いつもの土手沿いの散歩コースそばにある
畑の一角に作られていました。
両親が毎日のように、趣味でもある畑仕事に出掛けるので
クマもきっと…寂しくないよね。
肉球軍団
気持ち良さそうに眠っているかりんの姿を見たら、肉球が一同に会していました。
主は、さて置いて…各々にニオイ自慢が始まったようです。
「ワタシが一番『イイ感じ~♪』に熟成されていると思うなぁ~」
「えぇ~っ!ワタシだって負けてなくてよっ」
いえいえ…みなさんお見事です!甲乙つけ難いニオイっぷりです!!
肉球軍団の集まりに、思わず放心状態になりそうな母さんでした。
待ってたよ
昨日の晩、用事があった母さんは8時半頃に出掛け
帰宅したのが10時半過ぎでした。
「えっ、今から何処へ行くの?」と、問いかけるような表情で
玄関で母さんを見送ってくれたかりん。
その後、9時半くらいまで、リビングの窓から外を眺め
母さんの帰りを待っていたそうです。
「ただいま~」と言いながら、玄関のドアを開けた母さんが
小躍りするかりんに迎えられたのは言うまでもありません。
ああ…何て幸せな瞬間でしょう♪
公開セミナー
先日、『人と動物の共生を考える公開セミナー』が開催され
母さんは、ちょっと足を延ばして参加してきました。
テーマは『人と動物が幸せに暮らすために -犬のしつけ-』
しつけに関する本をあれこれと読むことはあっても
実際に、生の講演を聞いたのは初めてでした。
「しつけとは何?」、「どうしてしつけが必要なの?」
具体的な例を交えての、非常に解りやすい講義でした。
お話の中で一番印象に残ったこと、それは…。
問題行動がある場合、「それをやめさせること」ばかりに
ついつい気を取られてしまいがち。
でも、「NO!」ではなく、「そうそう!それがGOODなのよ!」と
望ましい行動を学習させていくことが、より大切だということ。
母さんはかりんに、望ましい行動をちゃんと教えているかしら?
反省を含め、大いに考えさせられたセミナーでした。
気紛れ毛母細胞
かりんの…いや、母さんの専らの悩みは、ニキビダニが発症した場所の毛が
待てど暮らせど、なかなか生え揃わないこと。
毛母細胞は、何かのきっかけで活動を休止したままになることがあり
そしてまた、思い出したように活動を再開したりする気紛れな(?)お方…とのこと。
治療のためにバリカンで毛をかったところ、なかなか生えてこなくて
2年くらい経過した後に、やっと生え始めたという犬の話をドクターから聞きました。
かりんの毛母細胞は、「しばらくお休みします!」状態となってしまったのかも~。
これはもう、ひたすら「待つのみ」なのでしょう。
当のかりんは、毛があろうがなかろうが、全く気にもならない様子ですが
母さんは密かに…『雨乞い』ならぬ『毛乞い』の踊りでも踊ることにしましょ!