『かりん工房』を始めてから、この10月14日で10年になりました!
熱しやすく冷めやすい母さんが、10年もの間続けられているものは
いまだかつて、なかったかもしれません。
最初の頃は、かりんとの暮らしに「初めて!」がてんこ盛りでした。
しかし、年月を重ねるごとに穏やかな日々が流れるようになり
今は、「いつもの一日」が無事に過ごせることに幸せを感じる毎日となりました。
かりんがそこいてくれて、一緒に過ごす「今」を綴っておきたい一心で
かりんの姿を見に来てくださる方々からパワーをいただきながら
これからも、ゆるりと…ですが、続けていきたいと気持ちを新たにしています。
もっと高く
母さんの実家へ帰る途中、かりんの散歩がてら立ち寄る公園。
ココの芝生での蹴り蹴りが大好きなかりんなのですが
今回は、ちょっと様子が違いました。
園内に植えてあるサルスベリの木に、やたらご執心。
根元をクンクンしていたかと思ったら、ヒョイ!と木につかまり立ち。
いつもマーキングしている位置よりグーンと高い位置を、念入りに嗅ぎます。
「そのうち…よじ登るのでは?」と、あり得ないことを思ってしまったくらい
しばらくの間、こうしておりました。
この位置にマーキングできるご同類が、そうそういるとは思えないので
一体、かりんは何が気になったのでしょうねぇ。
その後、公園の一角をぐるりと歩いて戻ってきましたが
同じサルスベリの木の下で、名残惜しそうに見上げておりました。
「天高く かりん背伸びする 秋」
青く晴れた空が、いつもよりもうんと高く見えた散歩でした。
ご勘弁を~
爽やかな秋の休日となった、先週の日曜日。
月に一度は出掛けている、隣県の港近くの公園へ。
かりんにとっては馴染みの場所ということもあって、早速ダッシュ。
悪戯っ子のような顔をして、存分にはじけておりました。
しかし、ちょっと目を離した隙に…。
草むらの一角で、釣ったばかりの魚みたいにビチビチしながら
得体の知れない(知りたくもない)モノを、存分にくっつけてくれました。
満足そうなかりんとは裏腹に、涙目になりそうだった母さん。
身に纏いたくなるような「ス・テ・キ」なニオイなのかもしれませんが
どうか…勘弁して欲しいです。
後足チョコン
かりんはハウスが好きです。
特に夜、「あれっ、かりんはどこ?」と思いながら捜すと
かなりの確率で、母さんの部屋の隅っこにあるハウスの中にいます。
今夜も、ハウス内の敷物を自分好みにクシャクシャにして
満足そうに横になっておりました。
おや?気になるポイントを発見!
ハウスの側面にチョコンと揃えられた後足。
たったこれだけなのに、可愛くてたまらなくなってしまう母さんでした。
台風の接近
台風18号の接近に伴い、本日、我が市の小学校は臨時休校になりました。
今日、たまたま母さんはお休みで「ありがたや~」と思ったのですが
風が強く吹いているものの、日中は思ったほど天気は崩れず…。
時折お日さまが顔を覗かせてくれて、かりんはベランダで日向ぼっこ。
しばし身体をあぶり、ハァハァしながら家の中に入ってきました。
夕方の散歩は、台風がかなり接近していることもあって
油断すると突風に煽られそうになりながら、いつものコースを歩きました。
これから夜にかけて更に風が強くなり、暴風警報や雷注意報が出ていますが
風の音や雷の音に対しては、無反応(鈍感?)なかりんなので
いつものように、まったり・のんびりと過ごすことでしょう。
さて、この時期、母さんが楽しみにしているものがあります。
それは…ノブドウの実です。
かりんの散歩コースの、誰も見向きもしないような一角に生えていて
刈られても刈られても、再びその姿を見せてくれます。
朝の散歩で、そっと一枝いただいて花瓶に活けました。
植物の実とは思えない、塗装をしたかようなメタリックな質感と色合い。
自然が作り出す色彩の素晴らしさに、惚れ惚れしてしまいます。
かりんはお決まりのクンクンをしただけで、無関心でしたけど。