月に一度、かりんも一緒に母さんの実家へ帰るのですが
最近、かりんの様子がちょっと変です。
それは…実家から我が家への帰り支度をし始める頃のこと。
今までなら、落ち着ける我が家に一刻も早く帰りたくて
早々と玄関でスタンバイしておりました。
(実は、母さんの実家には小さな虫がいたりすることがあり
室内で遭遇する虫が怖いかりんは、実家で過ごすのがちょっと苦手。)
しかし、先々月あたりからは玄関で待っておらず
「かりん!帰るよ~」と呼んでも、やって来る気配がありません。
安心安全な我が家に帰りたくないとは、全くもって考え難いのですが
明らかに、帰ることを拒んでいる感じです。
その理由、もしかしてもしかすると…。
みんなが帰ると、ばぁばが一人っきりになっちゃうから?
「かりんちゃん、もう帰るの?寂しいなぁ~」
愛しそうにかりんを撫でながら、話し掛けている母の姿を見て
ふと、そんなふうに思ってしまいました。
母の気持ちが伝わっていたのかもしれません。
新規開拓
先週末は、母さんの実家へ帰りました。
実家への道中、初めて入ったお店での昼食が美味しかったから
…という訳でもありませんが、ふと思いつき
かりんのスペシャル散歩の場所も、これまた初めての場所へ。
10月初旬に、秋の海辺をゆるりと散歩した海浜公園から
4キロほど離れたところにある灯台です。
駐車場から、かりんのず~っと後ろに見える灯台まで
緩やかな上り下りを繰り返し、10分ちょっと山道を歩きます。
辿り着いた灯台は、高さが16メートルと決して高くはありませんが
海面からの高さは72メートルあって、なかなかの眺めです。
高所恐怖症の母さんは、下を覗いてブルブルッ…となりましたが
かりんは全く気にならない様子でした。
灯台へ向かう途中、遊具広場への案内板もありました。
今回は行きませんでしたが、まだまだ遊べる場所がありそうなので
お楽しみは、次回にとっておくことにしましょう。
走り納め?
先日の勤労感謝の日は、どんよりとした空模様でした。
そろそろ雪の季節となるため、足を運ぶのは今シーズン最後となる
ハーブ園へ向かいました。
いつも遠目に見ている、母さんの大好きなBigなMountainは
このところの寒さで、山頂あたりは綺麗に雪化粧しています。
BigなMountainを見ながら、かりんと一緒にドッグランへ。
しかし、外でじっとしていると身体がだんだん冷えてきます。
「そろそろ帰ろうよ~」と声を掛けるのですが
これくらいの気温が快適なのか、聞く耳を持ちません。
それとも…今シーズンの走り納めだということがわかってた?
今シーズン、ハーブ園へは5回も足を運ぶことができました。
そして、来シーズンもその先も、かりんと一緒に出掛けます。
きっと来年も、かりんは走ってくれることでしょう。
秋の終わり
青空が覗いたと思ったら、雲に覆われてしまったり
また一時、ポツポツ…と雨粒が落ちてきたりした土曜日。
空模様を気にしながらも、隣県へと出掛けました。
ここは、かりんお気に入りの公園☆ベスト5に入るであろう
小山をグルリと歩くことのできる公園です。
思った以上に紅葉が美しく、かりんのクンクンに負けないくらい
母さんもゆっくりと景色を楽しみました。
そして日曜日は、またしても隣県にある別の公園へ。
紅葉のピークは過ぎたようですが、銀杏やモミジの鮮やかな色は
十分に目を楽しませてくれました。
そろそろ、秋も終わりに近づこうとしています。
かりんと過ごす12回目の秋は、温かく穏やかでした。
秋のお日さまと
山々の紅葉ばかり気になっていたのですが
ふと気がつくと、平野部の木々も一気に色づいていました。
散歩に出掛けた市内の運動公園は、紅・黄・橙色に溢れており
春の明るさとは違う、染み入るような彩りに包まれています。
紅く色づいたトウカエデの木の下で、秋のお日さまを浴びながら
ベンチにちょこん。
公園のあちこちに、昨日降った雨が水溜まりを作っていました。
水溜まりに映ったかりんと、かりんの影と、かりん。
一瞬…三つのかりんと散歩しました。