うちの家族に迎えてから、8年半にもなるかりんではありますが
今までに、家でシャンプーしたのは2~3回くらいしかありません。
何故なら、我が家に来て2か月くらいの頃から、1か月に一度くらいのペースで
美容院で洗ってもらっていたからです。
それは、合成シャンプーを使わない、米糠から抽出した天然成分でのシャンプー。
お値段がリーズナブルだったこともあり、ずっとお世話になっておりました。
しかし、お店のオーナーが変わられたことや、諸般の事情もあって
長らくお世話になった、そのシャンプー・コースがなくなってしまいました。
そうなると、これからは再び母さんが洗うしかありません。
幸いにも、かかりつけのドクターから良いシャンプーを勧めていただき
お家シャンプーの始まりです。
8年半ぶりのお家シャンプーに、どんな反応を示すのかドキドキしながらでしたが
騒ぐことなく、暴れることなく、されるがまま…のかりんでした。
この様子なら、母さんも体力・気力を過剰に消耗することなくシャンプーできます。
また、美容院で洗ってもらうより、かりんもストレスは少なくて済みそうです。
…とは言っても、ドライヤーでひとしきりブォンブォン乾かし、ブラッシングした後は
とっととソファーに上がり、トロンとした顔でウトウトし始めました。
お家シャンプーも、それなりに疲れるようです。
日記
雨宿り
朝から青空が広がり、今日一日良い天気が続くとばかり思っていた日曜日。
お休みの気配をしっかりと察知し、ウキウキなかりんの期待に応えるべく
隣県の公園へと車を走らせました。
しかし、公園に近づいたあたりから急に雲行きが怪しくなり、雨がポツポツ。
公園に着く頃には何とか雨は止みましたが、雲間から所々青空が覗くだけ。
公園のそばの砂浜へ行こうと思っていましたが、砂が湿っていたため…断念。
砂浜に向かってグイグイ引っ張ろうとしていたかりんは、名残惜しそうでした。
それでも、芝生の上でひとしきり走り回ったら、ご機嫌(?)が直ったようです。
ここ最近、晴れていたかと思ったら、急に雨雲がやって来てザーッと降ったり
その雨雲も、あっという間に立ち去ったりと、天気が目まぐるしく変わります。
案の定、公園内を歩いていたら、またしても雨がポツポツ降ってきました。
そのうち降りがだんだんと酷くなってきたので、東屋で一緒に雨宿り。
こうして東屋のベンチに座るかりんを対面から見ると、何だか新鮮な感じ♪
不思議なもので、我が家と外とでは、何とな~く表情が違って見えるのです。
川辺の散歩
真夏のような日差しの照りつける、素晴らしく良いお天気となった日曜日。
この春、初めてその存在を知った川沿いの緑いっぱいな公園へ出掛けました。
日向を歩くと、すぐに汗ばんでしまうような気温ではありましたが
木陰は涼しく、吹き抜ける風は、明らかに真夏のそれとは違っておりました。
今日はかりんの好きにさせようと、ジャブジャブ覚悟でいたのですが
全くもって水に入る気配がありません。
水の流れが速かったので、流石に「ヤバイ」と思い躊躇したのかもしれません。
公園内にあるカフェの軒先に揺れていた、氷のれん~。
かりんと一緒なので、「外のベンチで食べられないかなぁ~」と思いつつも
店内にいらっしゃるお客さんの対応で、忙しくしておられる様子を見たら
尋ねてみる勇気が出なかった、小心者の母さん。
でも、次に出掛けた時には勇気を出して聞いてみようっと。
かりんとの何気ない思い出を、いっぱい作りたいものね。
思わぬ収穫
昨年の9月に父が亡くなってからというもの、必要最低限の外出しかしなくなり
独りで過ごす時間が大半を占めている母。
ですから、実家へ帰った時は、できるだけ外へ誘い出すようにしています。
幸いにも、この週末はお天気に恵まれ、お出掛け日和となりました。
実家から車で40分程、ホテルや温泉を備えた、山の中のリゾート施設です。
その存在は知っていたのですが、実際に出掛けたのは初めてでした。
青空が広がる中、時折吹く心地良い風を感じながら園内を散策。
大きな池をぐるりと回り、階段を上がってしばらく歩いていると
「あらまぁ!」と、思わず声が出てしまった看板がありました。
残念ながら、実をつけているカリンの樹は見当たりませんでしたが
いつか、沢山のカリンの実と記念撮影ができるといいなぁ~。
さて、こちらの園内にある貸しコテージは、犬連れで泊まれるそうなので
来年の夏は妹家族たちと一緒に過ごそうと、母さんの頭の中で計画中です。
久々のドライブ&散策を楽しんでいた母の笑顔とかりんの満足顔を見ながら
母さんたちとかりんの、今年の夏が終わろうとしています。
雨のハーブ園にて
かりんが1歳の頃から、毎年何回か足を運んでいるハーブ園。
先日の日曜、曇り空とにらめっこしながら出掛けました。
到着した時は、申し訳なさそうにポツポツ降っていた雨でしたが
園内をぐるりと回り終え、建物内に入ってしばらくくつろいでいると
見る見るうちに酷い降りになってきました。
今まで幾度となく出掛けた中で、もしかすると雨模様は初めてかも。
温かいハーブティーをいただきながら、かりんを交えてマスターとお喋り。
雨音を聞きながら、時の流れを忘れてゆっくりと過ごす、何と贅沢な時間。
これは、かりんが共にいてくれるからこそ、より強く感じられるもの。
母さんの幸せは…いつもそこにあるのでした。