ほぼ毎年、お正月にも帰省してくれている妹家族ですが
甥っ子が高校受験を控えているため、今年は会えませんでした。
ですから、今年のお正月は、いつもの顔が並ぶ静かな時間となりました。
今までは、かりんの散歩のため公園へ出掛けたりしていましたが
哀しいかな、歩くための外出は必要なくなってしまいました。
でも、年始の挨拶を兼ねて紙漉き女房さんご夫婦の工房へ。
これまでのように、立ってはいられないかりんのために
工房の作業台の上にケットを敷いてくださいました。
和紙の猫ベッドでくつろぐちょびちゃん&ぶんちゃんの横で
ご主人に優しく撫でてもらいながら、なかなかのご機嫌顔です。
そうそう、最初にかりんの姿を見つけたぶんちゃんが
ササッと近寄ってきて、かりんの耳の中を念入りにクンクン。
そのうち、毛づくろいが始まるのでは?…と密かに期待しています。
大好きな人たちに会おう!
2020年の目標のひとつを、いきなり達成しましたよ~。
日記
☆ 謹賀新年 2020 ☆
あけましておめでとうございます!
新しい年を迎えることができて、心の底から嬉しいと感じたのは
もしかすると、初めて…かもしれません。
母さんにそう思わせてくれたのは、勿論、かりんです。
今年も、我が町の桜を見に行こう!
今年も、ハーブ園にでかけよう!
今年も、大好きな人たちに逢おう!
かりんと母さんたちの、今年の目標です。
そのためにも、一日一日を大切に重ねていくこと!です。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
怒涛の1年
2019年は、我が家にとって大きな変化の年でもありました。
平成から令和にかけてのかりんの体調不良に始まり
11月あたりから、歩くことが困難になってきました。
そして、12月に入り、あれよあれよという間に介護生活がスタート。
「かりんは、16歳くらい楽勝!」
何の根拠もなく、今までそんなふうにお気楽に構えていた自分が
腹立たしく思えてなりませんでした。
でも、今は、かりんのオムツを替えたり、ドキドキご飯を準備したりと
決して楽ではないけれど、より強く深く関わっている実感があり
そんな時間をもらえたことに心から感謝しています。
今年最後の1枚は、母さんもかりんも大好きなBigなMountainを
いつもの土手とは違う場所から臨みます。
幾度となく目にしているBigなMountainではありますが
今見ているこの姿は、この瞬間だけのものです。
かりんと過ごすこれからの時間も、その一瞬一瞬を大切にして
今まで以上に、そのすべてを愛しんでいきたいと思います。
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明日から数日、かりんと一緒に実家へ帰ります。
年末のご挨拶は、失礼させていただくことになりそうです。
みなさま、どうか良いお年をお迎えください!
オムツデビュー
約1週間前、オムツデビューしたかりん。
犬用にするか、人間用に尻尾の穴を開けるか…など
介護を経験された先輩方に、いろいろとお話を伺いました。
その結果、とりあえずオムツというものに慣れるために
そのまま使える犬用オムツを使うことにしました。
自由に動けないこともあってか、当初から抵抗なくはいてくれて
きちんと用足しできています。
ただ、チーが出た時にちょいと鳴くのは、トイレシートの時と同じ。
その度にオムツ交換していると、消費量が凄いことになるので
2回くらいは、そのままガマンしてもらいます。
その代わり、1日に一度はお尻周りを洗っています。
今は犬用を使っていますが、これから使い続けることを考えると
尻尾の穴を開ける手間はあるけれど、コスト面から人間用になりそうです。
どのブランドにするか、サイズはどうするか、只今検討中です。
オムツデビューすると、本格的に介護が始まった感じがあります。
でも、オムツをはいたかりんは、介護をしていると言うよりも
人間の赤ちゃんみたいで、思わず顔がほころびます。
室内排泄可
かりん☆14歳にして、『室内排泄できる犬』の仲間入り!
な~んて、正しく言うと「できる」のではなく「でちゃう」のですが。
今は、ハーネスで介助しても、ほとんど歩くことはできず
腰を落としながらの排泄(大も小も)は不可能になりました。
ほぼ同じ体勢で過ごすため、お尻の下にトイレシートを敷いておけば
かなりの確率で、チーのほうは大丈夫です。
また、チーが出ると「キャン!」と鳴いて知らせてくれるので
汚れたシートをサッサと片付けることができます。
まだ少し歩けた時は、そこらに敷いたトイレシートの上ではなく
カーペットの上などで用を足しておりました。
しかし、あまり動けなくなったことで、その片付けは少なくなり
天候に関係なく、用足しをするための散歩もなくなりました。
勿論、「楽になった」と、それらを素直に喜ぶことはできません。
でも、あれよあれよという間にスタートしたかりんの介護生活。
お互いにとって少しでも快適に、無理をしないものにするためにも
申し訳ないけれど、ほんの少しだけ…ありがたく思うことにしました。