2019年は、我が家にとって大きな変化の年でもありました。
平成から令和にかけてのかりんの体調不良に始まり
11月あたりから、歩くことが困難になってきました。
そして、12月に入り、あれよあれよという間に介護生活がスタート。
「かりんは、16歳くらい楽勝!」
何の根拠もなく、今までそんなふうにお気楽に構えていた自分が
腹立たしく思えてなりませんでした。
でも、今は、かりんのオムツを替えたり、ドキドキご飯を準備したりと
決して楽ではないけれど、より強く深く関わっている実感があり
そんな時間をもらえたことに心から感謝しています。
今年最後の1枚は、母さんもかりんも大好きなBigなMountainを
いつもの土手とは違う場所から臨みます。
幾度となく目にしているBigなMountainではありますが
今見ているこの姿は、この瞬間だけのものです。
かりんと過ごすこれからの時間も、その一瞬一瞬を大切にして
今まで以上に、そのすべてを愛しんでいきたいと思います。
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明日から数日、かりんと一緒に実家へ帰ります。
年末のご挨拶は、失礼させていただくことになりそうです。
みなさま、どうか良いお年をお迎えください!
作者別: hako
オムツデビュー
約1週間前、オムツデビューしたかりん。
犬用にするか、人間用に尻尾の穴を開けるか…など
介護を経験された先輩方に、いろいろとお話を伺いました。
その結果、とりあえずオムツというものに慣れるために
そのまま使える犬用オムツを使うことにしました。
自由に動けないこともあってか、当初から抵抗なくはいてくれて
きちんと用足しできています。
ただ、チーが出た時にちょいと鳴くのは、トイレシートの時と同じ。
その度にオムツ交換していると、消費量が凄いことになるので
2回くらいは、そのままガマンしてもらいます。
その代わり、1日に一度はお尻周りを洗っています。
今は犬用を使っていますが、これから使い続けることを考えると
尻尾の穴を開ける手間はあるけれど、コスト面から人間用になりそうです。
どのブランドにするか、サイズはどうするか、只今検討中です。
オムツデビューすると、本格的に介護が始まった感じがあります。
でも、オムツをはいたかりんは、介護をしていると言うよりも
人間の赤ちゃんみたいで、思わず顔がほころびます。
☆MERRY CHRISTMAS 2019☆
かりんと迎えるクリスマスも、14回目となりました。
「それどころじゃない」って気分に覆い尽くされてしまわないよう
こんな時だからこそ、クリスマス・ツリーを飾りました。
大好きなかりんと一緒に過ごす、最高のクリスマス☆
God bless you!
室内排泄可
かりん☆14歳にして、『室内排泄できる犬』の仲間入り!
な~んて、正しく言うと「できる」のではなく「でちゃう」のですが。
今は、ハーネスで介助しても、ほとんど歩くことはできず
腰を落としながらの排泄(大も小も)は不可能になりました。
ほぼ同じ体勢で過ごすため、お尻の下にトイレシートを敷いておけば
かなりの確率で、チーのほうは大丈夫です。
また、チーが出ると「キャン!」と鳴いて知らせてくれるので
汚れたシートをサッサと片付けることができます。
まだ少し歩けた時は、そこらに敷いたトイレシートの上ではなく
カーペットの上などで用を足しておりました。
しかし、あまり動けなくなったことで、その片付けは少なくなり
天候に関係なく、用足しをするための散歩もなくなりました。
勿論、「楽になった」と、それらを素直に喜ぶことはできません。
でも、あれよあれよという間にスタートしたかりんの介護生活。
お互いにとって少しでも快適に、無理をしないものにするためにも
申し訳ないけれど、ほんの少しだけ…ありがたく思うことにしました。
気分転換とパワーチャージ
今冬のかりん地方、まだそれほど寒くありません。
今までなら、お天気の良いお休みは近場散歩に出掛けていましたが
ここ1~2か月、畳みかけられるようにやってきたかりんの変化に
そんな気分になれませんでした。
しかし、晴れ渡る青空の下、雪を頂いて凛と立つBigなMountainが
母さんたちを誘い出してくれました。
BigなMountainがよく見える、我が家から車で5分程の土手へ。
近くに車を置いて、土手の上まで抱っこして連れて行きました。
もう、幾度となく出掛けている、かりんお気に入りの場所ですが
残念ながら、歩いてみようとはしませんでした。
お座りポーズをキープすることができないので、ペタンと伏せます。
すると、眼を少し細めながら、どこか懐かしそうでもあり
満足そうでもある表情で、鼻をクンクンしつつあたりを見渡します。
「ああ…連れてきてよかった!」と、思った瞬間です。
さて、土手の上は歩かなかったものの、驚いたことが。
そろそろ帰ろうと抱っこしようとすると、ヨロヨロしながらも
抱っこして上った土手の階段へ、向かおうとするのです。
結局、十数段の階段をハーネスでサポートしながら
ゆっくりゆっくりゆっくりと、自分の脚で下りました。
大好きな場所の空気が、パワーをくれたのかもしれません。