3回目の家族記念日

もう3年になるなんて、月日の経つのが早い!早い!!
あり得ないくらいビビリで、接し方に困ってしまうことばかり。
そんな不安だらけの3年前が、今となっては懐かしく思い出されます。

一緒に暮らして3年にもなると、もう不安はまったくありません。
…と言いたいところですが、まだまだいろいろあるのが本当のところ。
それでも、日々の何気ないかのんの姿や仕草や行動を見ていると
「迎えてよかった!」と、しみじみ・つくづく思うのでした。

そうそう、3年前の今日、かのんに会いに犬舎に行った時のこと。
ブヒブヒ~♪と子豚のように無邪気に駆け寄ってきたかのんを撫でるのに
母さんは夢中になっておりました。
しかし、Kちゃんは犬舎にいた他の繫殖犬に釘付けになっていたらしい。
なぜなら、かりんによく似ていたから。
「この犬はダメですか?」と言いそうになるのをグッと堪えたそうです。

でも今は、母さんと同じく「かのんでよかった!」と思っているようです。
更に年月を重ねていき、その気持ちはもっと深く厚くなることでしょう。

笑顔は満開

例年なら3月半ばには満開となるのですが、今年はちょっと遅れている河津桜。
樹によっては満開になっているものもあるけれど、全体的には「もう一息!」という感じ。

なので、いつもの場所は諦めて近くの公園へ。
ここにも数本の河津桜が植えられており、そのうちの1本は満開でした。

その河津桜の前にベンチが置かれており、かのんを座らせたら
ちょうど良いアングルで写真を撮ることができそう。

そこで、落ちていた松ぼっくりでベンチの上へと誘ってみたけれど
かりんみたいにヒョイとは上がってくれません。
また、抱え上げて座らせようとしても、すぐに下りてしまいます。
「ダメだ、こりゃ」

母さんの撮影には非協力的だったけれど、かのんはすっごく楽しそう。
桜はもう少し…だったけれど、かのんの笑顔は満開!!

春の使者♪みっけ

見上げる空は真っ青…とまではいかないけれど、風もなくて最高気温は12度。
今日は穏やかなお天気の中、休日散歩に出掛けました。

古墳のある公園の花々の開花はもう少し先なので、全体的に寂し気な色合いでした。
でも、広々とした芝生の上で存分に蹴り蹴りできる爽快感を味わうことができるので
景色などほとんど目に入っていないかのんは、始終弾んでおりました。

子供の頃から、母さんが勝手に【春の使者】だと思っている
小さな青い花をつけるオオイヌノフグリ。
まだ、十数輪しか花を見つけることができませんでしたが
これから気温が上がると、そこここで見られるようになるでしょう。

公園での散歩を終えて駐車場へと向かう途中、向こうから中年の男性が。
すれ違いざま、ニコニコしながらかのんに手を振ってくださいました。
こういうちょっとしたことが、とても嬉しく感じられます。

楽しい美味しい記憶

昨日は突如として春になったような暖かさで、かのん地方の最高気温は19度。
うっかり冬仕様の服装で出掛けようものなら、汗をかいてしまうくらいでした。

そんなお出掛け日よりの中、母の面会に行った後で紙漉き女房さんご夫婦の工房へ。
かのんったら、いつもオヤツをもらっていることをしっかりちゃっかり記憶しているようで
紙漉き女房さんの姿を見るや否や、「わ~い♪」とばかりに駆け寄って行きます。

そして、正しいお座りをしてお利口さんっぷりをアピールしながら
手に持っておられるオヤツに釘付け状態です。

看板猫のちょびちゃんとぶんちゃんにも駆け寄って念入りな挨拶をし
オヤツをいっぱいもらって、このとおりの満足顔です。
かのんの楽しくて美味しい記憶が、更に蓄積された一日でした。