ソメイヨシノは満開を過ぎ、この週末、かなり散ってしまっておりました。
しかし、あちこちの山々に咲いている野生のヤマザクラは
まるで、ポッ・ポッ…とボンボリを灯したかのよう。
土手や公園などに植えられた桜も見事ですが、これも風情があります。
母さんの実家への道中に寄った、日本海を臨むことのできるいつもの公園。
「もしかしたら…」と思いましたが、残念ながら桜は見頃を過ぎておりました。
その代わり、かりんの足元には散った桜の花びらがぎっしり。
見上げて…そして踏みしめて、今年もう~んと桜を愛でることができました。
ほらねっ!かりんも大満足だそうです。
桜のトンネル
昨春、「今日しかない!」と出掛けた我が町の桜並木。
今春も「今日しかない!」と出掛けたら…奇しくも同じ4月2日でした。
昨年は満開には少し早かったのですが、今年はナイスタイミングで満開♪
午前10時過ぎ頃に出掛けましたが、予想どおり貸切状態でした。
今回、この桜並木を別の場所からも眺めてみました。
ここは先日、ゆっくり歩こうと出掛けたかりんの好きな土手の上。
残念なことに、ズラリと並ぶ電柱が景観を損ねてしまっていますが
向こうまでずっと続いている桜並木は、薄桃色の絵の具を含ませた筆を
すーっと滑らせたかのようでした。
一気に伸びてきた桜並木の下草や、桜越しに降り注ぐ柔らかい木漏れ日。
待ち望んでいた春が其処此処に感じられます。
さて、今年のお花見はスペシャルでした。
午前中、ゆっくりと桜のトンネルを堪能したにも関わらず
我が家へ遊びに来てくださったまるこちゃんご一家と、午後から再びお花見へ。
相変わらずの個体距離でしたが、テリトリー外の場所だったこともあり
お互いの存在を意識しつつも知らんぷりを装い、平穏に過ごせたのでした。
桜の名所は数々あれど、我が家にとっての名所は我が町の桜並木。
混雑を気にすることなく、独り占めしているかのように歩くことができる
何とも贅沢な気分に浸れるお花見です。
そして、今年もかりんと一緒に桜並木を歩けたこと、これも最高の幸せでした。
ゆっくり歩こう
<母さんお休み + イイ天気 = スペシャル散歩~♪>
この関係式で頭の中がいっぱいになっていたであろう、今朝のかりん。
でも、母さんはお友だちとのランチに出掛けてしまい…ガックリ。
そんなかりんのガックリ感を、そのままにしてはおけないと
帰宅してから、いつもの土手へ向かいました。
土手の斜面は、かりんの毛色と見紛うばかりの枯れ草色のまんま。
萌えるような緑色に覆われるのは、もうちょっと先のようです。
仕事が忙しかったり、実家の母のことで溜息が出るような出来事があったりと
少しばかりカサカサしがちになっていた母さんの心。
かりんが「掘り掘り」に夢中になっている様子をボ~ッと眺めたりしながら
ゆっくりゆっくり歩いているうちに、だんだん和らいできました。
「こんなときは、イッショにサンポがイチバンでしょ?」
かりんに、そう言われているような気がしたのでした。
桜はまだかいな~
3連休の最終日、天気は良かったけれど気温はそれほど上がらず。
お花見には少し早いけれど、隣県の城跡へ出掛けました。
スペシャル散歩用のロングリード装着のため、ずんずん進んで行くかりん。
その姿を撮ろうと歩みを止めると、「行かないの?」とばかりに振り向きます。
城山頂上からは、BigなMountainがドーン!
少し前までは、まだ、山頂あたりは白く雪化粧していましたが
この暖かさで雪は融けてしまい、久しぶりに山肌を覗かせていました。
かりんの後ろに見えている樹は、全て桜です。
「一輪くらい咲いていないかなぁ~」と思って見渡したものの
残念ながら、桜の花を見ることはできませんでした。
しかし、沢山の蕾は膨らんでいて、今週末あたりから咲き始めそうな感じでした。
散歩には丁度良い気温だったせいか、足取りは相当に軽かったかりん。
大好きな階段上りのあるコースに大満足だったようです。
その証拠に、「にんまり~♪」の表情をいただきました!
巣穴作り
あれっ?かりんがいない。
…と思ったら、畳んでおいた母さんの掛け布団の中から覗く二つの眼。
これは、かりんが自分でホリホリしつつ、鼻先を使って潜り込みながら
完成させた『巣穴』です。
なかなか良くできていますし、かりんも満足げな表情です。
でも、しばらくすると暑くなっちゃうのか、巣穴を壊して出てきますけど。
『巣穴作り』は最近のかりんのマイブームのようで
気のせいか、少しずつ上達しているような気がします。